濡義母 もう、やめて…
秋津温泉
昭和二十年の夏、岡山県の山奥の温泉場“秋津荘”の娘新子は、河本周作を自殺から救った。周作は東京の学生だが、暗い時代に絶望し、体は結核に冒され岡山の叔母を頼ってやって来たのだった。新子と周作の関係はこれから始まった。それから三年、周作は再び秋津にやって来た。荒んだ生活に蝕まれた体の療養だが、岡山の文学仲間と酒を飲み歩き、終いには新子に「一緒に死んでくれ」と頼んだ。そんな周作に惹かれる新子は二人で心中を図った。しかし、新子の余りにも清い健康な心に周作は、生きることの美しさを取り戻し帰っていった。昭和二十六年周作はまた秋津にやって来た。女中のお民から知らせをうけて新子の心は弾んだ。周作は文学仲間松宮の妹晴枝と結婚したことを告げ て帰っていった。それでも新子は周作を忘れられなかった。二人が出逢ってから十年目、四度び周作がやって来たのは別れを告げるためだった。
岡田茉莉子
長門裕之
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ドッグ・ショウ!
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全米で最も名高い”メイフラワー・ドッグ・ショウ”がいよいよ開催される。愛犬と一心同体、言葉まで理解する(?)ハーラン。明日の生活よりも愛犬第一のフレック夫妻…。次々と降って沸く予想外のアクシデントもなんのその、”わが家の愛犬”をチャンピオンにするため、ちょっとアブない愛犬家たちの一世一代の大奮闘が始まる!ゴールデングローブ賞最優秀作品賞、全米批評家協会賞、ボストン批評協議会賞ほか数々の賞にノミネートされ高評価を得た傑作コメディ。
クリストファー・ゲスト
キャサリン・オハラ
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マイケル・マッキーン
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ラビナス
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『司祭』『フェイス』のアントニア・バード監督と主演ロバート・カーライルの名コンビが、続けて手掛けたカニバリズム映画の問題作。1847年、雪に閉ざされた砦に赴任してきたボイド大尉(ガイ・ピアーズ)はその夜、重度の凍傷を負って砦に現れたコルホーン(R・カーライル)の報告で遭難者の救出に出向くが、その現地でコルホーンの態度が一変し、救助クルーに襲いかかっていく…。
雪山で遭難した移民が、仲間の肉を食べて生き延びたというドナー・バス事件をヒントに映画化されたものだが、ここではさらに「人肉を食べた者は、相手の魂を自分のものとすることで強靭になる」というネイティヴ・アメリカンの伝説を取り入れることで、カニバリズムを肉体と精神、そして個人と個人といった相対的要素を象徴するものとして扱っているようだ。
山の中の静かなスペンサー砦に赴任したジョン・ボイド大尉。冬は人が全く通らないほど雪深いにもかかわらず、ある日死にかけた遭難者がたどり着いた。コルホーンと名乗るその男は旅の途中で仲間と共に遭難し、救助を求めてやってきたという。早速残された仲間を救助に向かうボイドたち。だが、それが生死を賭けた恐怖への入り口だったとは、まだ知るよしもなかった──。
ガイ・ピアース
ロバート・カーライル
デヴィッド・アークエット
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