ゼロ・グラビティ
ゼロ・グラビティ【Blu-ray】 [ サンドラ・ブロック ] |
医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加する。ライアンは指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に、宇宙空間での船外活動を行うところから物語は始まる。
ヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近しているため、船内に避難するよう緊急連絡が来る。ロシアが自国の衛星を破壊したところ、他の衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミが拡散してしまったという。スペースシャトルが宇宙ゴミと衝突し、2人は宇宙空間に投げ出される。ライアンは錐揉み状態のうえ、現在位置を特定できなくなる。パニック状態の過呼吸で、宇宙服の酸素も少なくなる。だが、マットは的確な指示を出し続け、ライアンを自分の身体に固定することに成功する。
ヒューストンに無線で連絡するが、応答がない。めげずに無線連絡し続ける。スペースシャトルに帰還するが、居住区画も大破し、作業員の遺体が無重力で漂っている。2人は頭部を宇宙ゴミが貫通して死亡したシャリフの遺体を回収し、ISS(国際宇宙ステーション)に向かう。
ライアンの宇宙服の酸素がさらに減っていく。マットはライアンを励ますため、家族の話をするが、娘は事故死したとライアンは答える。
ISSも破損し、地球帰還のための宇宙船のパラシュートが開いてしまっている。それを見た2人は無事な宇宙船『ソユース』で中国の宇宙ステーション『天宮』へ向かうことを決心し、ISSに取り付こうとする。しかし、船体やパラシュートに阻まれ、衝突した反動でマットがライアンを道連れに宇宙空間に放り出されてしまう。マットは固定したライアンを切り離すことを提案する。ライアンは反対するが、マットは切り離しを実行する。マットは宇宙空間の深遠に漂流する間、通信が途切れるまでライアンに語りかける。
ライアンはISSの居住区画に入り一息つく。すると、ISSで火災が発生する。ライアンは消火しようとするが、爆発が起き、隔壁を閉鎖させて事なきを得る。ライアンはソユースを発進させようとするが、パラシュートが絡まり、発進できない。ライアンは船外に出てパラシュートを外す。すると、再び膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近し、ISSを大破させる。
ライアンはソユースを発進させるが、燃料切れになってしまう。AM無線で救助を求めると、地球の電波を拾ってしまい、アニンガとつながる。アニンガは赤ん坊をあやし、ライアンは死別した娘を思い出す。ライアンは死を覚悟し、船内の酸素供給を止め、目をつぶる。
マットが船外から中に入り、ライアンと再会する。マットは酸素供給を再開させ、希望を捨てないようライアンを諭す。マットは着陸時の逆噴射装置を利用して天宮までの推進力とするよう助言する。ライアンが気づくと、マットは幻だった。ライアンは酸素供給を再開させ、宇宙船を天宮に向かわせる。
ライアンは天宮に到着し、宇宙船『神舟』に乗り込む。漢字のコンソールに苦労しつつも、神舟を発進させる。ライアンはマットや死別した娘に祈りをささげる。
神舟は大気圏に突入し、湖に着水する。船内に浸水し、ライアンは水中へ脱出する。ライアンは泳いで陸に上がり、生還して物語は終わる。
サンドラ・ブロック
ジョージ・クルーニー
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美女缶
彼女との同棲を終わらせて新しい部屋に引っ越してきた健太郎は、隣に住む富岡の部屋から毎朝違う美女が出てくるのが気になり、部屋に忍び込み「美女缶」という缶詰を見つけて盗んでしまう。
健太郎は試しに付録のDVDを見て盗んだ美女缶で少女を作り出す。最初はどういう風に接していいか分からなかった健太郎だが接していくうちに少女を心から想うようになっていく。だが美女缶には品質保存期間というものが存在し、その期間が過ぎると少女は自動的に自分の前から姿が消えてしまうという酷な事実を知った健太郎。
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大町健太郎:藤川俊生
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スクール・ウォーズ HERO
スクール・ウォーズ HERO [ 照英 ] |
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1984年に大映テレビ製作でドラマ化もされた奇跡の実話を、伏見高出身の関本郁夫監督のメガホンで映画化。サブ・タイトル『HERO』からドラマの映画版という企画色も感じられるが、実際の映画にはそうした意図は微塵もなく、関本映画ならではのエネルギッシュな世代間の戦いが、実に熱く描かれており、そのストレートさには素直に涙してしまう。不良たちのすごみある描写も、さすが東映出身監督というべきか。映画初主演の照英も、TV版の主役・山下真司の強烈な印象とはまったく別物のベクトルで、エネルギッシュな存在感を披露しており、実に好感を持てる。また本作は、現代の青少年問題に無関心を装う大人たちにも糾弾の矛先が向けられており、その意味では痛感・反省させられる要素も多い。かつてTV版を観ていた現在の大人にこそ観てもらいたい秀作スポーツ・ヒューマン映画。とにかく熱い。
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