ブラック・シー
ブラック・シー【Blu-ray】 [ ジュード・ロウ ] |
海洋サルベージの専門家ロビンソン(ジュード・ロウ)は、ある日突然、11年間も勤め続けた会社を解雇される。イギリス海軍に所属した15年も含め、家族を犠牲にしてずっと仕事一筋だった彼には、陸上での仕事など考えられなかった。そして、途方に暮れる彼の元から、妻クリシー(ジョディー・ウィットテイカー)と12歳の息子マーティンも去っていく。そんな矢先、昔の仕事仲間で、鬱病を患うカーストン(ダニエル・ライアン)から、莫大な金塊を積んだドイツ軍のUボートが第二次大戦時から黒海のグルジア沖の深海に沈没したままになっているという情報を得る。ロビンソンは、その引き揚げに成功すれば新規巻き直しの大チャンスになると考え、仲立ちをするダニエルズ(スクート・マクネイリー)のプランに飛びつき、ロシア製のオンボロ潜水艦を手に入れると、その艦長を買って出る。リーダーで事情通のブラッキー(コンスタンティン・ハベンスキー)らロシア人5人と、艦長のロビンソンのほか、激しやすい潜水士フレイザー(ベン・メンデルソーン)らイギリス人6人の荒くれ者たちで急ごしらえのチームを結成し、ただ一人のアメリカ人、ダニエルズが彼らの動向に目を光らせる。海上を通るロシア海軍に探知されないよう深く潜り、沈没したUボートが横たわる海域を目指す。暗く冷たい深海で、男たちは知力と体力を尽くして任務を果たそうと意気込んでいた。しかし、ロビンソンが謎の投資家に渡す分を除いて金塊を乗組員全員で山分けすると宣言したのを機に、艦内の空気は一変する。一攫千金に目が眩んだ乗組員たちは次第に制御不能になり、取り分を巡る醜い争いが勃発。逃げ場のない船内は、やがて死闘の場と化していく……。
ロビンソン ジュード・ロウ
ダニエルズ スクート・マクネイリー
フレイザー ベン・メンデルソン
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