カンゾー先生
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戦時下の岡山県で「開業医は足だ」をモットーに診療を続ける赤城風雨(柄本明)は、どんな病気も肝臓炎と診断してしまう「カンゾー先生」と呼ばれる医者。「このままでは日本中に肝臓炎が蔓延し、国が壊滅してしまう」との危機感を抱いた彼は、診療の傍ら肝臓炎ウィルスの研究に精を出す。そんな折り看護婦として雇われているソノ子(麻生久美子)が、負傷した脱走兵・ピート(ジャック・ガンブラン)を診療所に匿ってしまう。
今村昌平監督の作品は人間の生き様を鋭く洞察するその視点から、やもすれば陰湿な作風になりがちだが、本作に関しては、からっとした爽快な作品に仕上がっており、戦時中という時代を生き抜いた人々の滑稽さと大らかさを巧みに描いている。イマヘイ監督、撮影当時72歳という年齢が信じられないほどの軽快な演出に加えて、「日本人全員の頭が肝臓炎になってしまう」といった鋭い社会批判まで盛り込む絶妙なバランスは、前作「うなぎ」から脚本に参加している、子息の天願大介の手腕も生かされていると見た。
柄本明
麻生久美子
松坂慶子
世良公則
唐十郎
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小さな悪の華
小さな悪の華 <デジタル・リマスター版> [ ジャンヌ・グーピル ] |
アンヌとロール、黒髪とブロンドの可愛らしい15歳の少女。厳しい寄宿学校を舞台に、ボードアールの「悪の華」を耽溺し、悪の限りをつくす美しい少女―その早熟な嗜好が放つ残酷な悪のきらめきは、思春期の悲しい叛逆の華だった。
あまりの反宗教的反道徳的内容により、フランス本国では全面的に上映禁止、イタリアやイギリスには輸出禁止、当時公開されたのは日本とアメリカだけだったという禁断の映画が遂に蘇る!!
思春期の少女の不安定な生と死をテーマにした『エコール』『ヴァージン・スーサイズ』『乙女の祈り』『ひなぎく』と並ぶ、妖しくも美しい少女映画の傑作。
既成の思想と道徳を形成させようとする修道院の教育、何不自由ない家庭、そして平凡な世間。自分をとりまく外界に侮蔑しか感じない思春期の少女たち。若い肉体に脈打つ反逆の精神は、淫らな告白と巧みな嘘、盗み、放火、果ては年上の男を誘惑し、強 姦騒ぎの末の殺人へとエスカレートして行く!
自分の存在への強烈なあかしが、少女たちを盲目的な悪に駆り立て、やがて死の危険をはらんだ破滅的な終焉へとひた走る・・・・
ルナール・デラン
カトリーヌ・ヴァジュネール
ジャンヌ・グーピル
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プロジェクトBB
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プロの泥棒サンダル(ジャッキー・チェン)は、ギャンブル好きが高じて、賭場からの借金が返せなくなっていた。女好きの相棒フリーパス(ルイス・クー)もお金に困っていたところ、二人を泥棒に育てた大家(マイケル・ホイ)が大きな仕事をもってきた。
ところが、3人そろって盗みに入った大富豪リー家から、大家は生まれたばかりの赤ん坊を連れてきてしまう。赤ん坊をその子の祖父であるギャングのボス(チェン・バオグォ)へ送り届けるのが今回の仕事だったのだ。
しかし、大家が警察に拘留されてしまい、その間サンダルとフリーパスの二人で赤ん坊の面倒をしばらく見ることになってしまう……。
サンダル - ジャッキー・チェン (DVD版吹替:石丸博也)
フリーパス - ルイス・クー (小山力也)
大家 - マイケル・ホイ (広川太一郎)
スティーブ・モク警部 - ユン・ピョウ (古谷徹)
メロディ(看護師) - カオ・ユェンユェン (黒河奈美)
パッイン(フリーパスの妻) - シャーリーン・チョイ (佐々木亜紀)
大家の妻 - テレサ・カルピオ
サンダルの父 - クー・フェン
マニ(赤ちゃんの母) - チェリー・イン
リー奥様(マニの義母) - キャンディ・ユー
洪峰(ギャングのボス) - チェン・バオグォ (野島昭生)
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