バリー・リンドン
バリー・リンドン(Blu−ray Disc) |
第1部
レドモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか
18世紀半ば、レドモンド・バリーはアイルランドの農家に生まれた。彼の父親は馬の売買上のトラブルに端を発した決闘で殺害され、未亡人となった彼の母親ベルは若い頃の美貌を覚えていた多くの男たちに求婚されたが拒否し続け、女手一つでバリーを育て上げた。
10代になったバリーは従姉のノラに初恋をしていた。ノラも思わせぶりな態度を取るなどバリーを誘惑し、2人は恋人同士となる。しかしその後、ノラはイギリス軍のジョン・クイン大尉とも恋仲となる。クイン大尉は非常に裕福な家の当主で、ノラと彼女の家族は貧困から抜け出すためにクイン大尉との結婚を望むようになった。
ある日、クイン大尉に嫉妬したバリーは彼に決闘を申し込んだ。決闘は1対1でお互い同時に銃を撃つ方式で行われ、バリーの弾が命中してクイン大尉はその場に倒れてしまった。決闘の立会人となったノラの兄弟やイギリス軍のグローガン大尉はクイン大尉の死亡を告げ、バリーは警察の追及から逃れるために村を出た。ところが、実際にはバリーの銃にはノラの兄弟によって麻弾が装填されていたため、クイン大尉は気絶しただけだった。ノラとクイン大尉の結婚を望む兄弟たちが、バリーを村から追い出すために仕組んだものだった。
バリーは村を出る際に母ベルから旅費として20ギニーのお金を渡されたが、ダブリンへ向かう道で追いはぎにあい一文なしになった。今更家へ帰る訳にもいかず、バリーは途中立ち寄った村でイギリス軍の兵員補充に志願して大陸に渡り、七年戦争に参加する。
軍隊の中で頭角をあらわしたバリーはやがてグローガン大尉と再会し、彼の部下となった。しかし戦列歩兵として直後に参加したミンデンの戦い(英語版)でグローガン大尉は戦死し、大いに悲しんだバリーは軍隊を辞めることを考えるようになった。その後、軍隊による略奪などを目の当たりにしたバリーは脱走を決意。将校の服・身分証・馬を奪って同盟国のプロイセンに渡った。
イギリス軍の将校になりすましたバリーはプロイセンから中立国オランダへ抜けてアイルランドへ帰ろうと考えていた道中、遭遇したプロイセン軍のポツドルフ大尉に職務質問を受ける。バリーはニセの身分証を提示してブレーメンへの使者の任務を遂行中であると言い繕ったが、ブレーメンは正反対の方向だったためにポツドルフ大尉は疑念を抱いた。ブレーメンへの道案内を買って出て同行することになったポツドルフ大尉はやがてバリーとの雑談の中で矛盾を発見し、バリーにプロイセン軍の兵卒になるか逮捕されるかの選択を迫った。バリーは逮捕を恐れてポツドルフ大尉の下で兵卒になることを選択した。
プロイセン軍の軍律はイギリス軍よりも甘く、将校による私刑などが横行しており、バリーは厳しい兵卒生活を送る。2年後、バリーは戦地でポツドルフ大尉を救出した功績により、今度は身分を隠してプロイセン警察でスパイとして働くことになった。バリーの任務の対象となったのが、スパイ嫌疑をかけられていたギャンブラーのシュバリエ・ド・バリバリであった。
シュバリエの召使いとして潜入しようとしたバリーだが、シュバリエが同郷人だとあらかじめ知らされていたバリーは2年間も帰国がかなわず異国で無理矢理使役されている心細さからプロイセン警察を裏切り、シュバリエの相棒として二重スパイをこなすようになる。やがてシュバリエが国外追放になるとバリーはシュバリエの策でプロイセンからの脱出に成功し、彼と共にヨーロッパ各国の社交界でイカサマによって荒稼ぎする。
そんな中、バリーは病弱なチャールズ・リンドン卿の若い妻レディー・リンドン(ファーストネーム:ホノリア、爵位:リンドン「女」伯爵、兼イングランドのバリンドン「女」子爵、兼アイルランド王国のキャスル・リンドン「女」男爵。リンドン卿の従妹)に出会い、彼女を籠絡する。
第2部
バリー・リンドンの身にふりかかりし不幸と災難の数々
バリーの企み通りチャールズ・リンドン卿はまもなく病死し、バリーはレディー・リンドンと結婚してバリー・リンドンを名乗るようになる。
1年後、バリーとレディー・リンドンの間に子供が生まれる。バリーは、ブライアンと名付けられたその子供を溺愛するが、家庭をまったく顧みない放蕩な生活に、レディー・リンドンと前夫リンドン卿との子であるバリンドン子爵との間に亀裂が入りはじめていた。
そんなある時、バリーは共に暮らすようになっていた母ベルから、もしレディー・リンドンが先に死んでしまったら財産は全てバリンドンのものとなり、爵位を持たないバリーは路頭に迷うことになると忠告される。それを聞いて危機感を覚えたバリーは爵位を授かるために有力貴族らを招待して盛大なパーティーを開いたり、高価な絵画をさらに法外な価格で気前よく買い取るなど、各方面に惜しみなく財産を投じ始めた。
バリーの際限の無い浪費にリンドン家の財産はたちまち食いつぶされ、レディー・リンドンは増え続ける借用書へのサインを続ける日々を送る羽目になる。そんな母とリンドン家の将来を憂いたバリンドンはバリーを憎み、亀裂は修復しがたいものとなっていった。
やがてバリンドンの挑発に乗ったバリーが公衆の面前でバリンドンを殴りつけるという事件が起こってバリーの社交界での評判は地に落ち、爵位を授かる望みも断たれてしまう。追い打ちをかけるようにブライアンが馬の事故で亡くなり、絶望したバリーは酒におぼれ、レディー・リンドンは精神を病んで服毒自殺まで図るが、幸い少量だったので未遂に終わる。
バリーとレディー・リンドンが廃人となってしまったため、リンドン家の家計はバリーの母ベルが取り仕切るようになった。ベルは苦しい家計をやりくりするために、長くレディー・リンドンに仕え、亡くなったブライアンの家庭教師などもしていたラント牧師に解雇を言い渡した。ラント牧師は抵抗するもベルは聞く耳を持たず、憤慨したラント牧師は城を出ていたバリンドンを頼ってリンドン家の惨状を訴えた。話を聞いたバリンドンは自らリンドン家を建て直す決心をし、バリーに決闘を申し込む。
決闘は1対1で交互に銃を撃ち合う方式で行われ、バリーは左足を切断する大怪我を負って城から離れた町で療養生活を送るようになる。すぐにベルも看病のためにバリーの元を訪れ、空になった城をバリンドンが掌握。バリンドンは毎年500ギニーの年金と引き替えにイギリスを去って二度と戻らないことをバリーに求めた。この条件に承諾しなければ逮捕されるのは確実で、バリーはやむなく同意してベルと共にイギリスを去って行った。
その後彼は落ちぶれた賭博師として生きたとも言われているが、どのような末路を辿ったかは定かではない。
バリー・リンドン(ライアン・オニール)
レディー・リンドン(マリサ・ベレンスン)
ポツドルフ大尉(ハーディ・クリューガー)
シュヴァリエ・ド・バリバリ(パトリック・マギー)
サミュエル・ラント牧師(マーレイ・メルヴィン)
ナレーター(マイケル・ホーダーン)
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いつも和気藹々とした森山家は、夫婦と3人の子供が一緒に暮らす5人家族。だが、父親、和彦(竹野内豊)の稼業は空き巣で、母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師。ちょっと変わった両親の下で暮らす子供たちは、大学へ進学せず、和彦の刑務所仲間だった印刷所の親方ゲンジ(國村隼)の下で働き始めた長男の淳(坂口健太郎)を筆頭に、高校受験を控えた中学3年生の長女・明日香(黒島結菜)、末っ子はゲーム好きの小学4年生・隆史(池田優斗)という3人。和彦と皐月はそんな子供たちの将来を思い、日々仕事に打ち込んでいた。だがある日、皐月が狙いを定めて交際していた不動産王の息子ミツル(村本大輔)に、計画が知られてしまう事態が発生。実はミツルも結婚詐欺師だったのだ。激昂した彼は、皐月を監禁。和彦に1千万円の身代金を要求してくる。やむなく、淳はゲンジの印刷所で作った偽札を用意。和彦は子供たちを連れて、取引場所である建設中の高層マンションへ向かう。無事に取引が完了したかに見えたその時、殴られて血だらけになっている皐月を目にした隆史が、怒りのあまり、ミツルに向けて拳銃の引き金を引いてしまう。銃弾に倒れるミツル。実は、森山一家には血の繋がりがなく、虐待や性的暴力、DVなど、家庭内での被害を逃れようとした5人が偶然出会い、家族を装って肩を寄せ合って暮らしてきたのだ。倒れたまま血を流して動かないミツルの横で、“家族”を守るために全ての罪を1人で引き受けることを決意する和彦。だがそれは、愛する者たちとの別れを意味していた……。
森山和彦 竹野内豊
森山皐月 松雪泰子
森山淳 坂口健太郎
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