アナスタシア
アナスタシア 【BLU-RAY DISC】 |
1997年のアニメ映画。1956年公開の『追想』のリメイクであり、20世紀フォックスが初めてアニメ製作した作品。
第70回アカデミー賞主題歌賞と音楽賞にノミネートされた。
ロマノフ朝の皇女アナスタシアは8歳。あるパーティーで彼女は、皇太后に子守唄のオルゴールになっている宝石箱と、宝石箱の鍵のペンダントを贈られる。ペンダントには“いつかパリで一緒に暮らそう”というメッセージが刻まれていた。
しかし、そのパーティーに邪悪な魔法使いラスプーチンが現れ、彼の呪いによってロシア革命が起こる。皇太后と共に逃げるアナスタシアは逃げられなくなるが、召使の少年が壁の隠し扉から逃がしてくれる。だがアナスタシアは汽車から転落し、頭を打ち気絶する。
その後の彼女の行方は不明なまま10年が過ぎた。アナスタシアを連れて行けば皇太后から褒美が貰えるというニュースが全世界に広まった。それを信じた詐欺師ディミトリとウラジミールは、偽者のアナスタシアとして、娘を連れていくために街でオーディションを開いた。だがいい娘は見つからず「諦めよう」とブラジミールは言った。
その頃、記憶喪失の孤児・アーニャは孤児院を追い出されパリに行こうとしていた。家族との唯一の手がかりのペンダントに書いてあるパリに。アーニャが分かれ道で迷っていると犬のフートに出会う。アーニャは神からのお告げだと信じて道を進んだ。駅に着きパリまでの切符を買おうとしたが出国ビザがないのできっぷは売れないと言われアーニャはがっかりする。しかし後ろに並んでいた老婆がディミトリーに頼んでみたら?と言う。アーニャは城に入る。城の中の置物などを見たアーニャは少しづつ記憶を取り戻す。城の中ではディミトリとウラジミールが食事中であった。物音に気付いたディミトリーはアーニャの姿を見つける。そしてアーニャと共に旅を始める。その時アーニャはまだラスプーチンが自分の命を狙っているなんて思いもしなかった。
その頃マリア・フョードロヴナは自分がアナスタシアだと名乗る女性にうんざりしていた。そして彼女は言った「もうアナスタシアと名乗る人とは会わない」。
アーニャ達はアナスタシアについていろいろ覚えていた。その時に彼女は2人が教えてないことも知っていた。旅をするにつれてアーニャとディミトリーは互いに惹かれあっていった。そしてマリア・フョードロヴナのいとこの家で尋問を受けることになった。最後の質問。ロシア革命の夜のことを聞かれたがディミトリーは彼女にそれを教えてはいなかった。だがアーニャはその質問に答えた。尋問は全部正解。しかし皇太后には会えないといとこは言った。「ただ……今晩オペラを見に行くわ。皇太后さまと。」アーニャ達はオペラの終わりに皇太后さまに会おうとした。そこで彼が詐欺師であることをアーニャは知ってしまい彼といることを拒んだ。
ディミトリーはアーニャがアナスタシアであることを確信していた。だからどんな手段を使ってでも皇太后とアーニャ出会わせることにした。アーニャは皇太后に「自分はだれなのか?」と聞いた。しかし皇太后は「お芝居が上手ね。でももう騙されない」と彼女に告げ部屋を去ろうとした。その時アーニャはあることを思い出し、皇太后もその言葉に足をとめた。
一方、ラスプーチンはアーニャの命を狙ってチャンスを待ち浴びていた。
そして、ディミトリーはアーニャがアナスタシアだと悟り「貴族と召使は結婚しない」といってアーニャの前から姿を消してしまう。
アナスタシア メグ・ライアン(歌:リズ・キャラウェイ) / 白木美貴子(歌:鈴木ほのか)
ディミトリ ジョン・キューザック(歌:ジョナサン・ドクチツ) / 石川禅
ラスプーチン クリストファー・ロイド(歌:ジム・カミングス) / 壤晴彦
マリー皇太后 アンジェラ・ランズベリー / 此島愛子
ウラジミール ケルシー・グラマー / 石田圭祐(歌:佐山陽規)
バルトーク ハンク・アザリア / 中尾隆聖
アナスタシア(幼少期)キルステン・ダンスト / 前田織里奈
レイシー・シャベール
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