飼育
吸血鬼ゴケミドロ
謎の光体の接近により墜落し、岩山に不時着した旅客機の生き残りが遭遇する恐怖の体験。宇宙生物ゴケミドロが次々と人間の体に寄生しては、新たな獲物を求めていくのだ…。
松竹が手掛けた初の本格的特撮怪奇映画で、『散歩する霊柩車』『海底大戦争』など怪奇SFに定評のある佐藤肇監督の代表作ともいえる傑作である。ノストラダムスの予言による世紀末思想をいちはやく映画に導入した斬新さと、ゴケミドロが人間に寄生する際の描写など、シンプルな特撮ながらも実に不気味で効果的。吉田輝雄、金子信雄、高橋昌也などキャスティングも妙味で、彼らが醸し出す救いようのない人間不信のドラマとテイストは、映画全体のペシミスティックな雰囲気をさらに巧みにあおっている。特にゴケミドロに最初に寄生される高英男(本業はシャンソン歌手)の怪演は見ものであろう。
吉田輝雄
佐藤友美
楠侑子
高橋昌也
金子信雄
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三国志
蜀の兵士、趙雲は同郷常山郡出身で兄と慕う羅平安と共に、魏の侵攻を軍師諸葛亮が指揮する軍略の元に挫く。前衛隊長の首を取った羅平安は蜀の大将劉備の家族の警護を任されるが、魏の大群が侵攻した際に劉備の妻と息子達を見失う失態を犯す。趙雲はその責任を羅平安に代わって一人で負い、長坂へ赴く。魏の大群をかいくぐり劉備の息子の阿斗を救った趙雲はたちまち英雄となり、蜀の五虎大将軍に任じられる。
時が過ぎ、主君の劉備や他の将軍達が没する中、最後の五虎大将軍となった趙雲は丞相となった諸葛亮に願い出て、最後の北伐の指揮を任される。曹操の孫娘で魏の都督の曹嬰と交戦するうちに、趙雲は自分が関興、張苞が魏へ奇襲するための囮であったことを知る。曹嬰はそれらの作戦を見抜いた上で、常勝将軍と呼ばれる趙雲を倒して蜀の士気を削ぐべく一騎打ちを申し込む。
アンディ・ラウ (劉徳華) : 趙子龍
マギー・Q : 曹嬰
サモ・ハン・キンポー (洪金寶) :羅平安
ヴァネス・ウー (呉建豪) : 関興
アンディ・オン (安志傑) : 芝
ティ・ロン (狄龍) : 関羽
ダミアン・ラウ (劉松仁) : 曹操
プー・ツンシン (濮存) : 諸葛亮
ユエ・ホア (岳華) : 劉備
チェン・チーフイ (陳之輝) : 張飛
Jiang Hongbo (姜鴻波):趙子龍の妻
ユー・ロングァン (于榮光):韓徳
ティン・ハイフォン (丁海峰):張苞
Deng Weiyi (衛一) :張磊
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鉄道員
映画チラシ:洋画た行 映画チラシ:JP FLYERE:[ 鉄道員 ]R版ピエトロ・ジェルミ監督B5版:... |
幼い末っ子サンドロが崇拝する機関士の父アンドレア。
既に大人になった長男や長女には口やかましく彼らからは疎まれる存在ではあったが、
優しい母のおかげで一家は平穏を保っていた。しかし、長女ジュリアが予期せぬ妊娠~結婚の末に流産。
おまけにアンドレアも運転中に事故を起こしてしまい、家族の歯車が徐々に軋んでいく……。
戦後イタリアを舞台に庶民の家族愛を少年の視点から描き、
哀切極まりないテーマ曲と共に多くの映画ファンを涙させた永遠の名作。
監督自ら演じる機関士も素晴らしいが、いたいけな眼差しのサンドロ少年(エドアルド・ネヴォラ)の愛くるしさと、
純真なモノローグがたまらない。長女ジュリアを演じる正当派女優シルヴァ・コシナの陰のある美しさも大きな魅力。
1956年カンヌ映画祭国際カトリック事務局賞受賞。
'58年には日本でも543館で公開され大ヒットを記録。
その年の「キネ旬」ベストテンの読者部門で見事第1位に輝いた。
美麗な極上デジタル・リマスターで名画が今、甦る!
シルヴァ・コシナ
ピエトロ・ジェルミ
エドアルド・ネヴォラ
ルイザ・デラ・ノーチェ
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