生贄夫人
Dance!DanceDance!! ダンスダンスダンス
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」のフォアキャスト部門で上映。2016年3月2日、BSスカパー!でサテライト上映として放送。ベルギーの国民的トップアーティスト・アーセナルのヘンドリックから「日本で作品を撮りたい」という話が届いてから企画がスタート。村上春樹風のファンタジーが織り込まれたユニークで切ないストーリーに、マジカルリアリズムを追求した世界観やアーセナルの楽曲が合わさり、邦画作品でありながら洋画の要素も取り入れられた仕上がりとなっている。ある夜、クラブで知り合ったダンサーのナツコを自宅のマンションに連れて帰った人気DJのFURUは、窓の外に浮かび上がる女性の亡霊を前に、自分が故郷を離れたことによって失った代償について語り始める・・・。
ディーン藤岡
伊藤歩
森川葵
- 関連記事
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画
キャット・ピープル
[DVD] キャット・ピープル |
猫人間を題材にしたアメリカの怪奇映画、および言及される猫人間のことである。1942年に『キャット・ピープル』、1944年に同じ登場人物を配した続編『キャット・ピープルの呪い』が製作され、前者は1981年にリメイクされた。猫人間のプロットにアルジャーノン・ブラックウッドの「太古の魔術」(Ancient Sorceries)の影響がある。
自分が猫人間の末裔であり、キスをするだけで豹に変身し男性を殺すと信じたヒロインは、求婚され結婚しても、夫との関係を深めることができない。夫は職場の女性に相談するが、その内愛人関係になる。一方、夫に勧められて受診した精神科医師はヒロインに言い寄るが、ヒロインの手にかかり死ぬ。絶望したヒロインは動物園の豹に殺されるべく、豹を檻から逃がしてしまう。
繊細な若い女性の嫉妬と男性恐怖を猫顔のシモーヌ・シモンが見事に演じた。具体的な恐怖の描写は注意深く避けられ、猫人間への変身も暗示するに過ぎない。従って猫人間云々はヒロインの妄想に過ぎず、彼女の言動は潔癖性、大人になることからの逃避、男性への恐れ等によるものだとの解釈も成り立つ。70分余りの当時における典型的なB級映画の枠内で、ヒロインの異常心理を介してホラーとメロドラマとしての二面性を両立させた本作は、サイコホラー映画の古典的名作の一つとみなされており、監督ジャック・ターナーの代表作ともなっている。
シモーヌ・シモン(ヒロイン)
ケント・スミス(夫)
ジェーン・ランドルフ(夫の同僚)
トム・コンウェイ(医師)
- 関連記事
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画