ヘル・ベイビー
『ポリス・バカデミー マイアミ危機連発!』のクリエイター・コンビ、ロバート・ベン・ガラント&トーマス・レノンがおくるホラー・コメディ。格安の物件を見つけ、念願のマイホームを手に入れたジャックとヴァネッサの白人夫婦(ロブ・コードリー、レスリー・ビブ)。ヴァネッサは双子を妊娠中でお腹が大きく、そんな妻を気遣いジャックは優しく手を貸して家の中に招き入れた。すると窓際に、突然見知らぬ人影を見て焦る夫妻。エドモンド(キーガン・マイケル・キー)と名乗るその男は、窓から部屋の中へ入ってきて、この家の過去について話し出した。実は昔、この家で陰惨な殺人があったというのだが・・・。
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マジンガーZ対デビルマン
復刻!東映まんがまつり 1973年夏【DVD】 (2011/10/21) 石丸博也、宮内洋 他 商品詳細を見る |
永井豪原作の『マジンガーZ』と『デビルマン』のクロスオーバー作品。テレビアニメ版『デビルマン』は本作公開時点では終了していたため、『Z』の世界にデビルマンらがゲスト出演する形となっている。『Z』の映画作品としては、本作以前に東映まんがまつりにおいてテレビ版第5話が公開されていたが、劇場オリジナル作品としてはこれが初であると同時に、今日では定番となっているテレビアニメの劇場公開用オリジナル作品の先駆けでもある。
本作以前のヒーローものでのクロスオーバーは、『帰ってきたウルトラマン』におけるウルトラマン・ウルトラセブンの登場や『仮面ライダーV3』での仮面ライダー1号・2号の登場といったシリーズ内での登場や、『キングコング対ゴジラ』(怪獣対怪獣)のような同じジャンルでの共演などが殆どであったが、本作では巨大ロボットと変身ヒーローという異色の組合せとなっている。以下のロボットもの(マジンガー、ゲッターなど)はフジTV系列で統一されているが本作の『デビルマン』だけがNET系列の作品であり、実現は難しいと思われていた。しかし『デビルマン』のTV放送が既に終了していた事や原作者の希望でNET系側からの認可もおり実現する事になった。後に前述の局の組み合わせで『グレンダイザー対鋼鉄ジーグ』の企画もあったが これは実現しなかった。代わりに作られたのがフジTV系列で統一された『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』である。
本作のもう一つの見どころとして、テレビ版に先駆けてのジェットスクランダーの登場が挙げられる。以降の劇場版マジンガーシリーズではテレビ版を先取りした展開が恒例となる。
本作のジェットスクランダーは尾翼のマークが「Z」であるなどテレビ版とデザインが少々異なり、翼のポジションもマニュアル操作(テレビ版はオートマチック方式)である。『デビルマン』側においてもシレーヌのデザイン設定がテレビ版と異なる(テレビ版の設定は白土武、本作は角田紘一)ほか、デビルマン・不動明の設定もテレビ版より原作に近いものになっており、魔将軍ザンニンが「悪魔の秘密を知り、悪魔の能力を得た不動明、いやデビルマン」と発言し、シレーヌが光子力研究所を襲撃する際の台詞も原作のものを引用している。不動明も「デーモン・ハンター」を自称している。
なお、タイトルでは「対」となっているが、実際には主人公・兜甲児と不動明のバイクレースがあるのみで、マジンガーZとデビルマンの「対決」は描かれていない(当時の子供たちの期待を裏切ったことに対し、永井は後に「つい」の意味だったと説明している)。しかし本作以降、実際には対決していないものであってもタイトルに「対」もしくは「VS」と付けられるクロスオーバー作品が多数登場している。
石丸博也
田中亮一
松島みのり
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tag : マジンガーZ対デビルマンSFアクション