オー!ブラザーズ
男の香り
ジャッキー・チェンの醒拳
1980年に数シーンの撮影のみで未完になり、過去の作品(特に『クレージーモンキー 笑拳』)からのシーン流用やダミー俳優による追加撮影でローが完成させた作品だが、ジャッキー・チェン本人は自作とは認めていない(詳細は後述)。
シーン流用やダミー俳優という方式はブルース・リーの『死亡遊戯』を連想させるが、主演俳優が死亡していない状況では異例である。この事から、当時アジアでのジャッキー・チェン人気がいかに高かったかを窺い知る事が出来る。
ジャッキー・チェン(石丸博也)
ワイ・ティンチー(稲垣悟)
ヤム・サイクン(銀河万丈)
ジェームズ・ティエン(小島敏彦)
チェン・ホエロウ(仁内建之)
ディーン・セキ
リン・インチュ(島津冴子)
ハン・クォツァイ(二又一成)
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恐怖!黒猫
エドガー・アラン・ポーの怪奇小説を、巨匠ルチオ・フルチが大胆に描いたホラー。「時計じかけのオレンジ」のパトリック・マギーほか出演。
田舎町を訪れた女性カメラマンが、その地で起こった謎の連続殺人事件の裏に一人の老人がいることをつきとめる。彼は猫を操り殺人を繰り返していたのだが、いつしか逆に猫に操られるようになってゆく……。
ポーの『黒猫』を元にしたミステリーで、独特の怪奇ムードで成功したコーマン作品に対抗して派手な残酷描写で見せるL・フルチ監督作品。P・マギーの個性的な演技やP・ドナッジオによる美しいスコアもB級女優、M・ファーマーと安売り残酷描写の前には完全に無力。ショッキングな部分を強調して、見世物に徹したあたりはそれなりに評価出来るが、描写のエスカレートに力を入れるあまりに謎解きに入ってからの展開が支離滅裂になってしまい話がよく分からない。いつものフルチ作品と同じ、と言ってしまえばそれまでだが。
パトリック・マギー
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