殺されたミソジュ
とある5月。ソウル市内の市場のなか、女子高生ミンジュは、彼女を追う屈強な男たちから必死に逃げ惑っていた。しかし次第にミンジュは追い詰められ、路地の片隅で顔にテープを巻かれ、叫ぶ間もなく無残に殺される。その事件は新聞にも載らず、誰にも知られることもなく闇に葬り去られた。事件から1年後、リーダーの男(マ・ドンソク)に率いられた謎の集団が、ミンジュの死の真相を執拗に追い始める。ミンジュ殺害にかかわった7人のうちの1人(キム・ヨンミン)を誘拐した集団は、男に拷問を加え、事件の日のことを執拗に問いただす。恐怖と自責の念に襲われた容疑者は全面的に自白し、許しを請う。謎の集団は変幻自在に変装して、事件の容疑者たちを次々と誘拐し、自白を強要していく。やがて謎の集団は、容疑者たちの背後に国家という強大な力が迫ってくるのを感じ、徐々に結束と平静さを失っていく。そして、最後の一人にたどり着いたとき、顔の見えない誰かの命令で動いた駒に過ぎなかったことを知らされる。この国は少女だけでなく、最もかけがえのない良心さえ失っていた。謎の集団のリーダーは、美しいソウルの街を見下ろす丘に立ち、一人痛哭する。
ナゾノシュウダンノリーダー マ・ドンソク
ジケンニカカワッタオトコ、ヨウギシャイチ キム・ヨンミン
ナゾノシュウダンメンバーイチ イ・イギョン
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