ダイナマイト諜報機関 クレオパトラ危機突破
クレオパトラ危機突破/ダイナマイト諜報機関 (2001/06/20) サントラ 商品詳細を見る |
アクション映画における70年代前半の3大ムーヴメント、カラテ(「燃えよドラゴン」)・ブラックパワー(「黒いジャガー」)・アマゾネス(「アマゾネス」)を全て融合させたのが、この作品。今ならさしずめ“スーパーモデル的”とでも形容されよう、身長188cmのブラック・ビューティ、T・ドブソンが秘密捜査官クレオパトラ・ジョーンズに扮し、70年代ファッションに包まれたそのダイナミック・ボディから繰り出すカラテ・アクションでバッタバッタと敵をなぎ倒していく痛快娯楽作品。対する麻薬組織のビッグ・ママにはなんとS・ウィンタースが扮し、壮絶な女同士の戦いを見せる。映画としては限りなく三流に近い二級品だが、個々のキャラクターとドブソンの魅力で押しきった。当然のごとく、続編「ダイナマイト諜報機関/クレオパトラ カジノ征服」が製作された。
タマラ・ドブソン
バーニー・ケイシー
シェリー・ウィンタース
ダン・フレイザー
ポール・コスロ
ビル・マッキーニー
アントニオ・ファーガス
アルバート・ポップウェル
- 関連記事
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画
Willie Dynamite
ドラゴンを消せ!
香港刑務所の独房内で熱心に空手の型を練習している1人の黒人がいた。運び屋を商売に回転の早い頭脳で世の中を渡ってきた男ボルト(フレッド・ウィリアムソン)だ。ある日、グリフィス(バイロン・ウエブスター)という男が彼を訪ね、百万ドルの現金を香港からロスアンゼルス経由でメキシコ・シティに届けるようにともちかけた。ボルトがその話しに乗ると、男は早速彼の釈放を手配した。ボルトが約束通りロスに着くと、謎の殺し屋一味が待ち構えていたが、彼は一味の車を失敬して、逃げのびた。ラスベガスに着いたボルトは、真先にカジノを経営する友人コニー・メルスを訪ね、アタッシュ・ケースに詰まっている札束の鑑定を依頼した。案の定、札は全部偽札だった。その夜、カジノに遊びに出たボルトは、昔なじみの美しい黒人歌手サム・ナイチンゲールに出会い、一夜ベッドを共にした。だがその最中、何者かが部屋に忍び込み、銃でボルトの命を狙ったが、弾丸はサムの胸を貫いた。サムを失った悲しみに、ボルトは事件真相の謎を探る決意をかため、再び香港にとって返すが、何者かに襲われた。ボルトが意識を回復したとき彼は手術台に縛り付けられていた。2人の男が金のありかを吐かそうと拷問にかけるが、ボルトは気合もろとも縛られていたロープをひきちぎり、群がる男たちを打ち倒す。香港式お楽しみバスでボルトが大激戦の汗を流しているところへ、グリフィスが現われた。グリフィスは、本当は自分は政府機関の者で、ベトナムの闇ドル市場を調査していること、ボルトに預けられた百万ドルもベトナムから流れてきたものでその背後には日系商人クマダ(中村哲)がいることを打ち明ける。その夜ボルトは、クマダの愛妾ドミンク・クアン(ミコ・マヤマ)を誘惑した。クマダは激怒し、ドミンクを罰したあと香港沖の自分の島に姿を消した。ボルトも後を追い、その要塞島に潜入、秘密工場を爆破した。やがてボルトの前にクマダの恐るべき用心棒スパイダー(風間健)が現われ、対峙した。激闘の末、スパイダーとクマダを倒したボルトは晴れて自由の身となった。
フレッド・ウィリアムソン
風間健
バイロン・ウエブスター
- 関連記事
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画