ダーク・スター
1974年のアメリカのSF映画。監督ジョン・カーペンター、主演ダン・オバノン。
21世紀半ば。人類は宇宙に新天地を求めていた。その使命を担った光速航行の探査船ダーク・スター号は、優秀なコンピューターに統括され、4人の乗務員により、発見した不安定惑星を爆破し続けていた。途中、小惑星群の嵐に遭遇し、レーザーに異常が起きたが、だれも気がつかなかった。やがて爆破作業の途中で事件が起きる。20号爆弾が指令を無視して動き始めた。20号はレーザーの故障で船体から離脱できない状態だった。20号には宇宙船と同様に搭載された爆弾それぞれにコンピュータが組み込まれていた。隊員の1人が探査船の外で底に回り、爆発に備える20号に説得する。1度出された命令の撤回はできないと言う20号を思いとどまらせ格納庫に戻すことができた。しかし、2度、3度と繰り返されて行く内に自覚と認識が変わっていき、20号は爆発を決意する。乗組員のタルビイは、以前から信じているフェニックス星をめざしダーク・スターから離れる。ドゥーリトルは、サーフボードのような鉄きれをつかんでフワフワと浮遊し惑星に向かう。ピンバックとボイラーは爆破と共に塵と化するのだった。
ピンバック:ダン・オバノン
ドゥーリトル:ブライアン・ナレル
タルビイ:ドレ・パヒッチ
ボイラー:カル・ニホルム
パウエル船長:ジョー・サンダース
ミッション・コントロール:マイルス・ワトキンス
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