トラック野郎 故郷特急便
ゴッドファーザー PART III
ゴッドファーザー PART?<デジタル・リマスター版> [Blu-ray] (2010/09/16) アル・パチーノ、アンディ・ガルシア 他 商品詳細を見る |
1979年のニューヨーク、ファミリーのドンとなったマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)は、父の名を取った「ヴィト・コルレオーネ財団」の名の下、「シシリー復興のための資金」との名目で行った多額の寄付が功を奏してバチカンより叙勲され、同時にバチカン内の資金運営を掌るアメリカ人のギルディ大司教との関係を得る。そして、それをきっかけとして違法なビジネスを長年行ってきた一族の活動から引退を決意するとともに、合法ビジネスへの全面的な転換を試みる。
その後、寄付の窓口的役割を果たしたギルディ大司教と、その関係者による横領による莫大な損失金の穴埋めと引き換えに、バチカンと関係の深い、ヨーロッパを中心に活動する投資会社「インターナショナル・インモビリアーレ」の株の25%の取得、そして同社の経営権の奪取への後援を得ることで、合法ビジネスへの路線変更を試みる。だが、マイケルの後継者はマイケルの息子のアンソニーではなかった。アンソニーは、「優しい伯父」であったフレドの粛清がトラウマとなり、一貫してファミリーとそのビジネスを嫌悪し、大学を中退してオペラ歌手の道を進もうとしていたのだ。
その上、マイケルは甥っ子にあたる長兄ソニーの遺児ヴィンセント(正妻の子ではなく愛人の子)と、マイケルのファミリーの違法ビジネスの大部分を引き継いだが、旧来のファミリーからは低い評価しか受けていない新興ボスのジョーイ・ザザの対立を和らげようとするものの、ヴィンセントの後見役となったマイケルと、ジョーイ・ザザの確執は悪化し、アトランティック・シティのカジノホテル「パラッツォ・アズーリ」のペントハウスで行われた友好ファミリーの幹部会の最中に、ジョーイ・ザザの手下がヘリコプターを使い襲撃を行う。
マイケルとヴィンセントはからくも難を逃れたものの、この襲撃により多くの友好ファミリーの幹部が暗殺されてしまう。実はこの襲撃は、ジョーイ・ザザが単独で行ったわけではなく、自らも深い利権関係を持つバチカンとの関係を深めていたマイケルの追い落としを狙ったドン・アルトベッロの肝煎りで行われたものであった。
またこの頃、ドン・アルトベッロの友人でイタリア政界の大物、かつ「インターナショナル・インモビリアーレ」の経営陣の1人で、ギルディ大司教をはじめとするバチカン内にも強い影響力を持つドン・ルケージによって、マイケルの「インターナショナル・インモビリアーレ」の経営権の奪取は激しい妨害を受けた上、マイケルが投資した資金がギルディ大司教が資金運用を委託していたアンブロシアーノ銀行頭取のフレデリック・カインジックに横領されてしまう。
さらにマイケルには、糖尿病という病魔が忍び寄っていた。病状は進行し、時には崩れ落ちてしまうという深刻な状態に陥ってしまう。そこに加わる、過去幾度も犯した数々のおぞましい罪。特に次兄フレドの粛清がマイケルの心を侵食し、想像を絶する罪悪感に苛まれ、苦しみ続ける。
しかし事態は一刻の猶予も許さなかった。マイケルの妹、コニーの支援を受けたヴィンセントは、マイケルの承認を受けないまま、アトランティック・シティの襲撃の復讐とばかりにジョーイ・ザザを射殺してしまう。その後は、ドン・アルトベッロやドン・ルケージ、さらに後に新法王となり、ギルディ大司教による汚職を一掃するなどバチカン内の改革を進めようとした、ランベルト枢機卿をはじめとするバチカンを巻き込んだ全面戦争へと突入する。
アル・パチーノ
ダイアン・キートン
アンディ・ガルシア
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