女が階段を上る時
ストーリーは菊島隆三が手掛けたオリジナル作品で、彼にとっては初プロデュース作品ともなった。銀座のバーを舞台に洗練されたスタイリッシュな空気を横溢する佳作。黛敏郎の手によるジャジーな音楽も都会性を盛り上げている。また、主要人物の衣装考証を主演の高峰が兼任している。
キャストにおいては男優、女優共に成瀬映画に縁の深い名優が結集し、共に華やかな顔ぶれとなった。
女が階段を上がる時、それは女が銀座の夜に花開く時…銀座のバーの雇われマダム、圭子を巡って今宵も男と女の情が入り乱れる。
矢代圭子:高峰秀子
藤崎(銀行支店長):森雅之
純子(女給):団令子
小松(マネージャー):仲代達矢
関根(工場主):加東大介
郷田(実業主):中村鴈治郎(大映)
美濃部(利権屋):小沢栄太郎
ユリ(マダム):淡路恵子
バーの持ち主(オーナー):山茶花究
金貝(闇屋):多々良純
松井(みゆきの夫):藤木悠
矢代好造(圭子の兄):織田政雄
園田(ビール会社の重役):三津田健
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