母べえ
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昭和15年(1940年)、野上家では母親のことを「母べえ」父親のことを「父べえ」と呼んでいた。
娘の初子と照美は、そのふたりの大きな愛に包まれて育ち、家庭には平穏があった。
だが日中戦争の激化とともに国情は大いに変化し、文学者だった父は治安維持法の厳罰化に伴い同法違反の思想犯として投獄される。
残された三人はそれでも父を信じ、そして彼女らの家を温かい目で見つめる人々が去来するのだった…。
昭和15年の東京。家族と共に倹しくも幸せに暮らしていた野上佳代だが、反戦思想を持ったドイツ文学者の夫、滋が治安維持法違反で検挙されてから、その暮らしは一変する。不安と悲しみに募らす野上家に、一筋の光として現れたのが、滋のかつての教え子である山崎徹だった。小さな出版社に勤める彼は、不器用だが優しい性格で長女・初子と次女・照美に“山ちゃん”の愛称で親しまれ、野上家に欠かせない存在となる。滋がいつ帰れるか全く見通しが立たないため、佳代は小学校の代用教員として一家の家計を支え始める。帰宅すれば深夜まで家の雑事に追われる毎日。滋の妹の久子が時折手伝いにきてくれた。そして夏休みの間だけ、叔父の仙吉が奈良から上京してくる。変わり者の仙吉は、デリカ シーのない発言をして思春期を迎えた初子に嫌われてしまうが、その自由奔放な姿は佳代の心を癒した。昭和16年に入り佳代の故郷・山口から、警察署長をしていた父・久太郎が上京してくる。思想犯となった滋との離婚を命じるためだが佳代の心は少しも揺るがなかった。(2007)
野上佳代(母べえ):吉永小百合
山崎徹(父べえの教え子):浅野忠信
野上久子(滋の妹):檀れい
野上初子(佳代の娘):志田未来
野上照美(佳代の娘):佐藤未来
小菅刑事:笹野高史
隣組組長・福田:でんでん
福田健一:神戸浩
小宮山(山崎の戦友):近藤公園
渡辺夫人:茅島成美
藤岡久太郎:中村梅之助
島崎:松田洋治
交番の巡査:赤塚真人
杉本検事:吹越満
藤岡ふみ:左時枝
小林稔侍、富沢美智恵、田中真弓、西原久美子
二階堂肇:鈴木瑞穂
野上初子(大人):倍賞千恵子(特別出演)
野上照美(大人):戸田恵子
野村医師:大滝秀治
藤岡仙吉:笑福亭鶴瓶
野上滋(父べえ):坂東三津五郎
徹に話し掛けてきた人:郷里大輔
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