麦の穂をゆらす風
1920年、主人公のダミアンは医者で、アイルランドを離れてロンドンの病院で働こうとしていた。しかし、17歳の少年の殺害を含めて、日常的に起こるイギリス軍のアイルランド人に対する暴力を目の当たりにし、ロンドン行きを取りやめてIRAのメンバーとなり、ゲリラ戦に身を投じるようになる。ある日、寝ていたところを他のメンバーもろとも逮捕されてしまう。ダミアンの兄テディはIRAの重要なメンバーで、イギリス軍はテディを探していたのだった。アジトと武器の置き場所を聞き出そうと、テディを拷問するイギリス軍だが、聞き出せなかったため、全員を次の朝に処刑すると言い渡す。しかし、軍の中にいた協力者の手によって脱獄する。脱獄したダミアンは、同志たちが拷問・処刑された原因となった密告者が幼馴染であることを知る。密告者の処刑命令を受け、それを実行したときから、ダミアンは政治闘士として引き返せない一線を越えたのだった。
1921年の休戦協定からアイルランド自由国をまわって、自由国兵士となった兄と、対立し戦うことになる。
キリアン・マーフィ:ダミアン・オドノヴァン
ポードリック・ディレーニー:テディ・オドノヴァン
オーラ・フィッツジェラルド:シネード
リーアム・カニンガム:ダン
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