眼下の敵
天使の涙
天使の涙/ウォン・カーウァイ【DVD・アジア/ラブストーリー】 |
殺し屋、美人エージェント、奇抜なスタイルの金髪女などの個性的なキャラのエピソードが、香港を街を舞台にからみあうウォン・カーウェイ監督の人間ドラマ。カーウェイとは名コンビと言われる撮影監督クリストファー・ドイルの疾走感あふれるめくるめく映像は、香港の夜を色っぽく美しく切り取っていてお見事。レオン・ライ・金城武、ミッシェル・リー、カレン・モク…と香港のスター俳優総出演だが、殺し屋演じるレオン・ライがクールな存在感をかもしだしていて出色。また女優陣のセクシーさも注目だ。不思議な夢を見たような、ちょっとトリップした感覚を味わえるカーウェイファン必見の一作。
レオン・ライ(殺し屋)
ミシェール・リー(エージェント)
金城武(モウ)
チャーリー・ヤン(失恋娘)
カレン・モク(金髪の女)
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サンザシの樹の下で
【楽天ブックスならいつでも送料無料】サンザシの樹の下で [ チョウ・ドンユィ[周冬雨] ] |
文化大革命の嵐が吹き荒れる1970年代初頭の中国。
国策のもと派遣された農村で住み込み実習を行っていた女子高生のジンチュウ(チョウ・ドンユィ)は、青年スン(ショーン・ドウ)と出会う。
彼女への好意を隠さないスンに、ひそかに惹かれてゆくジンチュウ。しかし、それは彼女にとって許されぬ恋だった。
ジンチュウの両親は反革命分子と見なされて迫害を受けており、そんな中で幸運にも教職に就く機会を得ていたジンチュウは、家族が絶望的な状況から抜け出すための唯一の希望だったのだ。
だが、もし革命の精神に背いて恋愛に浮かれていると知られたら、たちまち非難を浴び、すべてを失ってしまう。
人目を忍んで逢瀬を重ねるジンチュウとスン。ところがある日、2人で自転車に乗っているところを、ジンチュウの母に見つかってしまう。
“娘の幸せを願うなら、会わないでほしい”。
母の言葉に頷き、ジンチュウの元を去るスン。
しばらくして、スンが入院したことを知ったジンチュウは、母に隠れて見舞いに訪れる。
ジンチュウの心配をよそに、気丈に振舞うスン。翌日、ジンチュウは町の店で色鮮やかな赤い布を見つけ、スンと約束を交わす。
“サンザシの花が咲く頃、この布で作った赤い服を着て、あなたと一緒に見に行くわ”
だが、ジンチュウが次に病院を訪れた時、そこにスンの姿はなかった……。
実話に基づいて綴られる、大きな時代のうねりの中ではかなく散った純愛の物語。
ジンチュウ〈女子高生〉… チョウ・ドンユィ(周冬雨)
スン〈青年〉… ショーン・ドウ(竇驍)
ジンチュウの母 …シー・メイチュアン(奚美娟)
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