大魔神
【楽天ブックスならいつでも送料無料】大魔神 デジタル・リマスター版 [ 高田美和 ] |
戦国時代、丹波の国の領主花房家は、家老の大館左馬之助一派の下剋上によって幼い忠文と小笹の兄妹の二人を残して滅ぼされ、領民は砦の建設のため苦役を強いられていた。花房の兄妹は忠臣・小源太によって魔神の山の魔神阿羅羯磨(あらかつま)を鎮める小源太の叔母である巫女の信夫の下に身を寄せ、お家再興の機をうかがう。月日は流れ、忠文と小笹はそれぞれたくましい若者と美しい娘に成長していた。一方、彼らの潜むこの魔神の山には巨大な武神像があり、これは領民の厚い信仰の的であった。これをよしとしない左馬之助は、忠告に上がった信夫の言を嘲笑い、「神罰があるなら見せてみよ」とこれを斬り殺し、こともあろうに山中にある武神像の破壊を配下に命じた。小笹が捕まり、その眼前で武神像の額に深々と鏨(たがね)が打ちこまれた時、あり得ないことが起こった。鏨の下から、赤々とした鮮血が滴り始めたのである。ときにわかに起こった地震のなか、次々に地割れに飲み込まれていく左馬之助の手の者達。
怒り鎮まらぬ武神は、忠文の命乞いに身を捧げようとした小笹の目の前で動き出し、その相貌を恐ろしい魔神に変え、光となって左馬之助の砦の建設現場へと向かう。ちょうどそのとき、砦では花房家最期の望み、忠文と忠臣・小源太の磔処刑が執行されようとしていた。絶望し、ただ神に祈る領民たち、勝ち誇る城主・左馬之助の前に、妖しく曇った天空から一点の光が地上に落ち、突如それは巨大な魔神の姿となった。
花房小笹:高田美和
花房忠文:青山良彦、二宮秀樹(少年時代)
猿丸小源太:藤巻潤
大舘左馬之助:五味龍太郎
花房忠清:島田竜三
犬上軍十郎:遠藤辰雄
巫女の信夫:月宮於登女
中馬逸平:伊達三郎
竹坊:出口静宏
吾作:尾上栄五郎
原田孫十郎:黒木英男
小郡主水:伴勇太郎
梶浦有助:杉山昌三九
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