男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
男はつらいよ 拝啓車寅次郎様〈シリーズ第47作〉 [DVD] (2000/09/20) かたせ梨乃、渥美清 他 商品詳細を見る |
久々に柴又に帰ってきた寅次郎はその晩、満男の話題で盛り上がる。満男は大学を卒業後、仕方なく入社した靴会社の営業の仕事に嫌気が差し家族に愚痴をもらしていた。それを聞いた寅次郎は「物を売るってことは、こういうことなんだ」と持論を述べ始め、家族皆、その持論に感服させられる。
ある日、満男の大学の先輩で今は家業を継いでいるという川井信夫(山田雅人)から実家の長浜市の祭りを観に来ないかと誘われる。川井の実家に赴いた満男は川井の妹の菜穂(牧瀬里穂)と出会う。町を親切に案内してくれる菜穂に満男は好意を寄せ始める。一方、寅次郎は琵琶湖のほとりにたたずむ一人の女性、宮典子(かたせ梨乃)を見つける。 その女性はカメラを車に積み、撮影旅行をしていたのだ。寅次郎が立ち去ろうとしたとき、典子は岩の上でつまずき倒れてしまう。寅次郎は接骨院に連れて行く。接骨院で症状もよくなり寅次郎とすっかり打ち解けた典子は長浜のお祭りを寅次郎と見に行くことになったが、突然典子の夫(平泉成)が典子を連れ帰ってしまう。しかし、寅次郎は何も言わずに送り出した。
祭りを菜穂と一緒に見学している満男は菜穂に「今付き合っている人いるの?」と突然聞くが、菜穂にうまくはぐらかされてしまう。その晩信夫から菜穂との結婚話を持ちかけられ満男は困惑する。満男が柴又に帰った後、菜穂は無断で結婚話を進められていたことを聞いて激怒してしまう。
数日後、上京してきた信夫はそのことを満男に告げる。そして、悪い思いをさせて悪かったと言葉少なに去って行く。 一方、とらやには典子が訪ねて来る。しかし、寅次郎は旅から帰ってきていない。そのため、さくらともあいさつ程度で別れるしかないのであった。 そして、寅次郎が柴又に帰ってきた。さくらから典子が寅次郎を訪ねてきたことを知ると、それを聞くや、満男と共に彼女の家を訪れる。娘と幸せそうに微笑んでいる典子を遠目に見て、「これで俺の気は済んだ」とつぶやき、気持ちの整理がついたと、この恋に終止符を打つのであった。
かたせ梨乃
渥美清
倍賞千恵子
前田吟
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