列車に乗った男
列車に乗った男 【字幕・吹替え】パトリスルコント【中古】 |
愛の奥深さや人生の本質を、一風変わったストーリーで追求するパトリス・ルコント監督。その個性が最大限に発揮された秀作。銀行強盗を目論んだ中年男が、列車に乗って小さな町の駅に降り立つ。泊まる場所に困った彼は、元教授がひとりで暮らす屋敷に身を寄せる。男の計画を知った元教授は、その決行日が自分の手術と同じ日であると知り、ふたりには奇妙な友情を育まれる。
オープニングの列車のシーンから、強盗を演じるジョニー・アリディの複雑な表情に引き込まれる。そしてジャン・ロシュフォールが、死への恐怖と、退屈な日々を生きる恐怖の両方に怯えつつ、その感情を抑えようとする老教授をしみじみと演じる。ふたりの名演で、パンを買いに行くだけのエピソードにも、さまざまな人生の局面が映し出されるのだ。やがて、ふたりに湧き起こる“相手と入れ替わりたい”思い。その願望が導く結末は、観る者によって解釈が分かれるはずだ。それぞれの人生は未来が予測できないように、映画が語る物語も予測できない。人生と映画が重なる希有な瞬間が、この映画には存在する。
ジャン・ロシュフォール
ジョニー・アリディ
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