アルゴ
アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray] (2013/03/13) ベン・アフレック、ブライアン・クランストン 他 商品詳細を見る |
1979年11月4日、イランの過激派がアメリカ大使館を占拠! 混乱のなか6人が脱出、カナダ大使の私邸に逃げ込む。残る52人の大使館員を人質にとったイラン側の要求は、癌の治療のためアメリカに入国した前国王パーレビの引き渡しだった。
大使館員の写真付き名簿は、襲撃直前にシュレッダーにかけられたが、イラン革命防衛隊は、子供を使って断片をつなぎ合わせていた。名簿が復元されれば6人の脱出がバレ、捕まれば公開処刑されるのは間違いない。
国務省はCIAに応援を要請、人質奪還のプロ、トニー・メンデス(ベン・アフレック)が呼ばれる。トニーが閃いたのは、ウソの映画を企画し、6人をロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立て上げ、出国させるという作戦。トニーの知人の特殊メイクの第一人者で、『猿の惑星』でアカデミー賞に輝いたジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)が協力を快諾する。
大物プロデューサーのレスター(アラン・アーキン)もチームに参加、まずは彼の自宅に山積みのボツ脚本から、イランでの撮影に相応しいSFアドベンチャー『アルゴ』が選ばれた。事務所を開き、名刺とポスターを作り、マスコミを集めての大々的な記者発表が開かれ、本物さながらのプロジェクトが始まった。
一方、イランでは200人以上の民兵が空港を監視し、カナダ大使邸のイラン人メイドは、“カナダからの客”が一度も外出しないことに不審を抱く。1980年1月25日、ついにハリウッド作戦決行、トニーはプロデューサー補に扮し、イランへと向かう。
文化・イスラム指導省に出向き、撮影許可を申請した後、カナダ大使邸に入るトニー。ところが、6人はトニーに「あまりにバカげてる」「映画人のフリなどムリだ」と口々に反発する。だが、選択肢はない。迷いながらもトニーが作ったそれぞれの役柄を暗記する6人。
翌日、予期せぬ事態が発生する。指導省がロケハンを許可、バザールで担当者と面会せよというのだ。怖気づく大使館員を「見捨てたことは一度もない」と説得し、連れ出すトニー。バザールでは民衆に囲まれ、一時は暴動寸前となるが、何とか乗り切った。
翌日の出国に向けて、空港での動きを練習する6人。その時、トニーの上司オドネル(ブライアン・クランストン)から緊急電話が入る。「計画は中止、帰国しろ」。軍による大使館の人質奪還作戦が決定、航空券は取り消され、ハリウッドの事務所は閉鎖、トニーは6人に黙ったまま、そっとホテルへ帰る。
このままでは6人は見殺しだ──翌朝、「僕が責任を負う。出国させる」と上司に宣言、一方的に電話を切るトニー。作戦を復活させるにはカーター大統領の承認か必要だ! 空港には最大難関の革命防衛隊が! さらにあと数分で、大使館名簿の写真が復元されようとしていた! 果たして、6人とトニーの運命は──?
ベン・アフレック
ブライアン・クランストン
アラン・アーキン
ジョン・グッドマン
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