真実の行方
真実の行方 [DVD] (2010/10/08) リチャード・ギア、エドワード・ノートン 他 商品詳細を見る |
冬のシカゴで地元の大司教が惨殺され、大司教のもとで教会のミサを手伝っていた聖歌隊所属の青年アーロンが容疑者として逮捕された。自分の名前がテレビのトップニュースに取り上げられることに目がない辣腕弁護士マーティン・ヴェイル(リチャード・ギア)が、アーロンの弁護にを買って出る。これに対し検察当局は、こちらも辣腕女性検事として名を馳せていたジェーン・ヴェナブル(ローラ・リニー)を担当検事に任命し、第一級殺人の罪でアーロンを起訴、死刑の判決を得るよう指示する。ジェーンはマーティンの州検事局時代の部下であり、一時交際していたこともあった。アーロンは血まみれで現場から逃走しており、大司教殺しが彼の犯行であることは動かしがたく思われた。しかし、アーロンは、物乞いをしていたところを大司教に拾われ、聖歌隊員として住居と食べ物を与えられた恩があり、殺すはずなどないと無実を訴える。マーティンは、大司教が主宰する投資グループに州検事をはじめとする市の上層部が多数関与しており、大司教が貧民層に同情して土地の再開発事業を中止した為に殺された可能性を立証しようとするが、州検事はマーティンに露骨な圧力をかける。一方、アーロンの聖歌隊仲間の不審な動きを追ったマーティンは、大司教がアーロンら聖歌隊員を使って、ホーム・ポルノビデオを作製していたスキャンダルをつかむ。そのことをマーティンに責め立てられたアーロンは、気弱な態度から突如豹変、自らをロイと名乗り大司教を殺害したことを認める。アーロンは多重人格障害者であり、ロイのしたことを自覚していなかったのだ。しかし、精神障害を理由とする答弁の変更はできず、マーティンは苦悩する。結局本人尋問中にロイに豹変したアーロンは、ジェーンを絞め殺しかけ、裁判は中止、アーロンは病院に送られることになった。とりあえず死刑台送りを免れたアーロンはマーティンに感謝し、「ひどいことをするつもりはなかった、首をお大事に」とジェーンに言付けを頼む。
リチャード・ギア
ローラ・リニー
エドワード・ノートン
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