だましゑ歌麿II
【楽天ブックスならいつでも送料無料】だましゑ歌麿 [ 高橋克彦 ] |
寛政2年(1790年)8月20日の夜、江戸が大嵐による高波に襲われ、当代の人気絵師・喜多川歌麿の妻・おりよが惨殺される。
調査を始めた南町奉行所の同心・仙波は、現場で髑髏の根付が付いた印籠を見つけ、犯人はそこそこ身分の高い人物であろうと推測するが、証拠が残っているはずの歌麿の家は早々と取り壊され、上からも調査をやめろと釘を刺される。しかし諦めきれない仙波は密かに調べを続ける。そして、世間体を慮って妻の死を“病死”と届け出、栃木の田舎で静養していた歌麿も、妻の仇を取らんと水面下で動いていた。
そんな中、呉服屋、小間物問屋、菓子屋と続けて押し込み強盗が入り、駆け付けた火附盗賊改が蔵を検分し、数々の贅沢品が見つかる。いつもならお目こぼしもあり得る町奉行所も、火附盗賊改に先に駆けつけられては温情も出せない。禁令前に購入したものであるにも関わらず、見つかった贅沢品は残らず押収され、見せしめに燃やされるなど、奉行所の行いは傷口に塩を塗り込むような悪行と非難を浴びる。
事件の裏に見え隠れするのは、倹約を強要する時の老中・松平定信、定信に取り入ろうとしていると評判の火附盗賊改の頭・長谷川平蔵、奉行は既に定信に取り込まれており信用できない。真相に気付いた仙波はとんでもない方法を画策する。
喜多川歌麿 - 水谷豊
仙波一之進 - 中村橋之助
おこう - 鈴木杏樹
春朗(葛飾北斎) - 原田龍二
お妙 - 内山理名
蘭陽 - 染谷将太
高山 - 梶原善
武蔵屋喜太郎 - 甲本雅裕
志乃 - 萬田久子
源兵衛 - 本田博太郎
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