光の旅人 K-PAX
精神科医マーク(ジェフ・ブリッジス)のもとへ、K-パックス星からやってきたと主張するプロート(ケヴィン・スペイシー)が患者として送られてくる。妄想にしては理路整然と宇宙の概念や哲学などを語る彼。やがてK-パックス星が実在することがわかり、さらにプロートの不思議な力は、他の患者たちをも魅了していく…。
名優ケヴィン・スペイシーが自称異星人を演じるが、SFのジャンルに入れるにはためらいのあるヒューマン・ドラマ。本当に彼が異星人なのか定かにせず、ふたりの男の対峙を軸に淡々とドラマを押し進めながら、静かに人間の存在意義を問うていく奥深さ。監督は『バック・ビート』『鳩の翼』などの俊英イアン・ソフトリー。邦題に偽りなく、光を巧みに捉えた演出効果もいい。
プロート:ケヴィン・スペイシー(石塚運昇)
マーク・パウエル博士:ジェフ・ブリッジス(佐々木勝彦)
レイチェル・パウエル:メアリー・マコーマック(相沢恵子)
クラウディア・ヴィラー:アルフレ・ヴッダード(唐沢潤)
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