大理石の男
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1977年のポーランド映画。
スターリニズム全盛の時代と現代のポーランド社会をつなぎながら、この国が乗り越えてきた戦後と、その時代に生きたある煉瓦工の悲劇をドキュメンタリーを作る過程で描く。製作はバルバラ・ぺツ・シレシツカ、監督は「すべて売り物」のアンジェイ・ワイダ。
映画学校の生徒アグニェシカは、1950年代の労働英雄の姿をテーマに卒業映画を作ろうとしていた。そんな中、博物館の倉庫でかつての労働英雄ビルクートの彫像を発見し、ビルクートの当時の状況やその後を知ろうと関係者への聞き込みを行うことで物語が展開する。
関係者から出たビルクートの話は、ビルクートが1950年代のイデオロギーによって労働者の彫像として振りまわされた悲劇や、ビルクートが同僚をかばったがために刑務所へ送られ、妻とも別れさせられたという事実であった。しかし、アグニェシカが1950年代の状況を探ることで政府からにらまれることを忌避する上司は、ビルクート本人を見つけられなかったことを理由に撮影自体の中止を命じる。アグニェシカはそのことで失望するも父親の、カメラがなくても本人を見つけるべきだとの言葉に打たれ、ビルクートの息子に会う。息子は父親が死んだことを告げ、諦めるよう伝えた。しかし、アグニェシカは息子を説得し、息子とともにワルシャワの放送局に向かうのだった。
イエジ・ラジヴィオヴィッチ:マテウシ・ビルクート/その息子マチェック
クリスティナ・ヤンダ:アグニェシカ
タデウシ・ウォムニツキ:ブルスキ、映画監督
ヤツェク・ウォムニツキ:青年時代のブルスキ
ミハウ・タルコフスキ:ヴィンチェンティ・ヴィテク
ピョートル・チェシラク:ミハラク
ヴィエスワフ・ヴィチク:ヨドワ、書記
クリスティナ・ザフヴァトヴィッチ:ハンカ・トムチク
マグダ・テレサ・ヴイチク:編集者
ボグスワフ・ソプチュク:テレビ局の編成係
レオナルド・ザヨンチコフスキ:レオナルド・ブリボス、カメラマン
イレナ・ラスコフスカ:博物館員
スジスワフ・ラスコフスカ:アグネシカの父親
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