しなの川
しなの川 (1994/12/27) 鶴見 正夫 商品詳細を見る |
昭和3年、17歳の朝田竜吉は、十日町の高野家に奉公となる。高等女学校3年生の娘の高野雪絵と知り合う。雪絵は、駆け落ちした母親のことを気にしていた。雪絵は、長岡の高女に転校となる。雪絵と竜吉は離れ離れになる。
昭和5年、高女の教師の国語教師で左翼の沖島雄介と高野雪絵は恋仲になり、駆け落ちすることとなる。しかし、また疎遠となる。十日町にかえり、雪絵と竜吉は再会する。そして、心中となるが、どちらも命は助かる。
昭和三年、信濃川上流の山間集落に小作人の倅として育った朝田竜吉は、十日町の高野家に丁稚奉公することになった。十七歳の時だった。気苦労の多い丁稚生活の中で竜吉の安らぎは、高野家の一人娘で女学校三年の雪絵の美しい存在だった。ある日、雪絵は母が十三年前番頭と駆落ちしたということを知った。問いつめても黙っている父に業を煮やした雪絵は、衝動的に竜吉を土蔵に引き入れ激しいキスを交わす。番頭の辰之助の進言で、雪絵は長岡の女学校に転校することになった。雪絵は出発前に自分のすべてを竜吉に与えようとして二人は土蔵に入った、が、先に土蔵に入った竜吉は中で雪絵の父と辰之助が男同志で抱き合っている姿を見る。雪絵が入ろうとするのを止めた竜吉は、雪絵には口が裂けてもこのことは言えないと思った。昭和五年、転校した雪絵は情熱的な左翼シンパの国語教師・沖島雄介に急速に接近するが、校長に呼び出された父は雪絵を十日町へ連れ帰った。
高野雪絵:由美かおる
朝田竜吉:仲雅美
沖島雄介:岡田裕介
高野淳三郎:仲谷昇
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