死に花
高級老人ホームで悠々自適な日々を過ごしていた菊島(山崎努)ら老人たち(谷啓、青島幸男)は、死んだ仲間・源田(藤岡琢也)が記していた「死に花」なるノートを発見。そこには、穴を掘って銀行から17億円を強奪する計画が記されていた。その銀行が、かつて仲間のひとり伊能(宇津井健)を理不尽にリストラした銀行であったことも手伝い、菊島たちはこの計画を実行しようと決意するが…。
老人たちの一念発起とその奮闘を描いたコメディーで、太田蘭三の同名小説を『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督のメガホンで映画化。老人パワー炸裂映画という点もさながら、やはりベテラン名優たちの粋な活躍をこそ楽しみたい作品。日本映画界にはまだまだこうした名優たちが多数いることを改めて痛感させられる。犬童演出もそこを怠っていないところが、もっとも好感持てるポイントでもあるのだ。
山崎努
宇津井健
青島幸男
谷啓
長門勇
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