大鹿村騒動記
大鹿村騒動記【DVD】 (2012/01/21) 原田芳雄 商品詳細を見る |
風祭善は、大鹿村で鹿肉料理の食堂「ディアイーター」を営んでいる。善は、300年以上前から伝わる大鹿歌舞伎の役者でもある。定期公演を間近に控え、仲間と稽古をしているところに、能村治と風祭貴子が現れる。善と治は幼なじみ、善と貴子は夫婦であるが、3人でディアイーターの営業を始めようとした矢先、治と貴子は東京へ駆け落ちしたのであった。18年前のことである。しかし、貴子には記憶障害があり、治は貴子の面倒を看ることができなくなったのだ。治の「善ちゃん、どうしようもなくて。返す。」という言葉に、善は激怒し治を殴りつける。善は、結局、2人を自宅へ泊めることになる。
貴子は、駆け落ちしたことはおろか、善のことも忘れており、記憶障害のため料理も満足にできない。しかし、18年前に自分が演じていた歌舞伎のセリフだけはしっかりと憶えている。そんなとき、大鹿村を台風が直撃し、村内で発生した土砂崩れに巻き込まれて、定期公演に出演する役者(佐藤浩市)が大けがをする。そのため、貴子が代役として出演することとなった。
定期公演は、善と貴子の息のあった熱演により無事終了した。貴子は記憶を取り戻し、善は過去を清算して、元通りの2人に戻るかに思えたのだが…。
風祭善(かざまつり ぜん、食堂「ディア・イーター」店主:景清) - 原田芳雄
風祭貴子(善の妻) - 大楠道代
能村治(善の幼なじみ) - 岸部一徳
越田一平(バス運転手) - 佐藤浩市
織井美江(村役場総務課) - 松たか子
大地雷音(だいち らいおん、「ディア・イーター」アルバイト) - 冨浦智嗣
柴山寛治(郵便局員:黒衣) - 瑛太
重田権三(土木業:畠山重忠) - 石橋蓮司
柴山満(白菜農家:三保谷四郎国俊) - 小倉一郎
朝川玄一郎(食料品店店主:源頼朝) - でんでん
平岡健太(村役場職員:大鹿軍内) - 加藤虎ノ介
山谷一夫(旅館主人) - 小野武彦
津田義一(歌舞伎保存会会長、貴子の父) - 三國連太郎
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