まぼろしの邪馬台国
◆現品限り◆まぼろしの邪馬台国【中古】【邦画DVD】まぼろしの邪馬台国/吉永小百合, 竹中直人,... |
邪馬台国があった場所を生涯探し続けた宮崎康平と、盲目の彼を支え続けた妻・和子の物語。
NHK福岡放送局のラジオ番組「九州の歴史」でMCを務めるフリーのラジオ声優(現代で言うパーソナリティー)・和子は、島原鉄道(島鉄)社長かつ郷土史家である全盲の奇人・宮崎康平を番組に迎える。彼は情熱と頑なさと包容力を併せ持つ人物であり、一声で惚れた康平は帰り際に島原へ来るよう勧める。
康平に対して怪訝な印象を持ったが番組の打ち切りで時間の空いた和子は、島鉄本社を訪ねる。そこで彼女が見たものは、傲慢なワンマン社長でありながら情の篤い康平の姿だった。康平は賃金の安さに不満をもつ社員のために観光バス事業を始め、和子をバスガイドの教師(講師)に任命すると言いだすが、和子の宿泊先として送り込んだ旅館で附けを溜め込んでいる事を知り、康平は金に対して非常に無頓着であることを知る。
観光バスは軌道に乗ったように見えたが、のちの集中豪雨で鉄道が土砂災害に遭う。線路沿いを歩いていた康平はふとしたことから縄文土器に命を救われ、「邪馬台国は九州にある」と仮説を立てることになる。しかし放漫経営が祟り康平は島鉄社長罷免の憂き目に遭い、和子は福岡に帰ろうとするが、康平からプロポーズを受け引き留まる。人となりに惹かれた和子は事実婚となり、魏志倭人伝を和子の読み聞かせにより読み解くなど邪馬台国の位置を研究することに情熱を燃やすことになる。家計が逼迫するものの、康平の助言で島原鉄道から有明銀行に転職した矢沢の計らいで頭取から当座の生活費の支援を受け、九州中を行脚する旅に出る。
1967年(昭和42年)に「まぼろしの邪馬台国」のブームが巻き起こる。康平は社業に復帰しバナナ園を開設させ、誠からは実妻の朋子の署名捺印入りの離婚届を受け取り、事実婚であった和子と正式に婚姻する。そして「まぼろしの邪馬台国」の内容に満足しなかった康平は新たな探訪を初める。1973年(昭和48年)、康平は「邪馬台国が埋もれている場所」を探し当て、そこに卑弥呼と邪馬台国が存在したと回想し、その場で倒れ、生涯を終える。
宮崎和子・卑弥呼:吉永小百合
宮崎康平:竹中直人
宮崎和子(少女時代):宮崎香蓮
宮崎誠(少年時代):崎本大海
宮崎照子:柳田衣里佳
佐々木一馬:窪塚洋介
矢沢:風間トオル
吉岡静香:黒谷友香
和子の父:平田満
和子の母:麻生祐未
一馬の父:小倉一郎
一馬の母:斉藤とも子
玉子:柳原可奈子
村井駅長:岡本信人
綾ばあさん:綾小路きみまろ
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画