デス・プルーフ in グラインドハウス
映画会社製作の劇場用大型映画ポスター クエンティン・タランティーノ 「デス・プルーフinグ... |
2007年製作のアメリカ映画。クエンティン・タランティーノ監督によるカーアクション・スリラー映画である。2本立て映画『グラインドハウス』 Grindhouse の1編「デス・プルーフ」に、アメリカでの2本立て公開時にカットされたシーンを加えて、1本の作品としたもの。
テキサス州オースティンの地元ラジオ局の人気DJジャングル・ジュリアは、長年の親友シャナの運転する車で、久しぶりに街にやって来た友人アーリーンと共に出かけた。しかし、怪しい車に乗った男がジュリアたちの前に何度もあらわれることにアーリーンは気付く。彼は、女の子たちが向かったバー「テキサス・チリ・パーラー」にも現れ、スタントマン・マイクと名乗り、ジュリアがラジオで放送したことについて、アーリーンに話しかけてくるのだった。怪しみながらも、個性的なマイクとのやり取りを楽しんでから、アーリーンとジュリアたちはバーを出て、ラナの運転の車に乗り帰路に着く。マイクも、パムと約束したために彼女を送ろうとしていた。マイクは自分の車を、カースタンスのための耐死仕様(デス・プルーフ)だとパムに話す。そして発車させたとたん、マイクはおぞましい本性を現し、女の子たちは、みんな悲惨な目に遭うことになった。
オースティンから14ヶ月後のテネシー州レバノン (Lebanon)にマイクはあらわれる。映画業界で働くキム、アバナシー、リーの3人はニュージーランドから来た仲間のゾーイを空港に迎えに行ってから、4人で仕事の合間の休みを過ごそうとしていた。そしてスタントウーマンであるゾーイの希望で、レバノンで売りに出ているという或る中古車を見に農家に行くことになる。それはゾーイの憧れの車で、440エンジン搭載の白の1970年型ダッジ・チャレンジャーだった。オーナーから許可を得たゾーイは、キムとアバナシーを伴って試乗するが、マイクがマッスル・カーで絡んでくる。何とか危機を脱した3人に、マイクは機嫌良く別れを告げるが、ゾーイたちは、やられっぱなしになるような甘い女ではなかった。
スタントマン・マイク - カート・ラッセル(菅生隆之)
アーリーン(バタフライ) - ヴァネッサ・フェルリト(渡辺明乃)
ジャングル・ジュリア(ラジオDJ) - シドニー・ターミア・ポワチエ(佐古真弓)
シャナ(ジュリアの親友) - ジョーダン・ラッド(斉藤梨絵)
パム(ジュリアの昔馴染み) - ローズ・マッゴーワン(岡本麻弥)
ウォーレン(テキサス・チリ・パーラー店主) - クエンティン・タランティーノ(青山穣)
ラナ・フランク(ジュリアの友人) - モニカ・スタッグス
マーシー(ジュリアの友人) - マーシー・ハリエル
ドヴ - イーライ・ロス
ネイト - オマー・ドゥーム
オマー - マイケル・バコール
パンキー・ブルーザー(ウェイトレス) - マルタ・メンドーサ
ティム(バーテンダー) - ティム・マーフィー
ヴィーナス・エンヴィー - メリッサ・アーカロ
アール・マックグロウ(テキサス・レンジャー) - マイケル・パークス
エドガー・マックグロウ(テキサス・レンジャー) - ジェームズ・パークス
ダコタ・マックグロウ・ブロック(医師) - マーリー・シェルトン
アバナシー(メイク係) - ロザリオ・ドーソン(高山佳音里)
ゾーイ(スタントウーマン) - ゾーイ・ベル(唐沢潤)
キム(スタントウーマン) - トレイシー・トムズ(高乃麗)
リー(女優) - メアリー・エリザベス・ウィンステッド(加藤優子)
ジャスパー(中古車オーナー) - ジョナサン・ローラン
コンビニ店員 - ニッキー・カット
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