佐賀のがばいばあちゃん
佐賀のがばいばあちゃん [DVD] (2006/11/21) 吉行和子、浅田美代子 他 商品詳細を見る |
漫才師・島田洋七のベストセラー自伝小説の映画化。昭和30年代初頭、佐賀のばあちゃん(吉行和子)の元に預けられた少年の心情が、ばあちゃん独自の卓抜としたユーモアとともに気持ちよく描かれた好篇である。“がばい”とは佐賀弁で“すごい”といった意味。「ばあちゃん、おなかすいた」「気のせい気のせい」と、貧乏にめげることなく明るく交わすばあちゃんのたくましさは、まさに“がばい”!(なおこの台詞、実はフランク・キャプラ監督の『ある夜の出来事』の中に出てくるもの。ばあちゃんはあの映画を観ていたのか?)演じる吉行和子の名演。そこからは現代の繁栄の中で人々が忘れてしまった何かを確実に思い出させてくれる良さがある。我が子を預けざるを得なかった母親(工藤夕貴)の悲しい想いもきちんと描かれているのもいい。
吉行和子
浅田美代子
鈴木祐真
池田晃信
池田壮磨
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