戦火のナージャ
戦火のナージャ [DVD] (2011/09/09) ニキータ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフ 他 商品詳細を見る |
ロシア映画。
「太陽に灼かれて 」の続編。
1943年5月、モスクワのスターリン私邸に呼び出されたドミートリ・アーセンティエフ大佐(オレグ・メシーコフ)は、元陸軍大佐アレクセイ・セルゲーヴィチ・コトフ(ニキータ・ミハルコフ)について尋ねられる。革命の英雄として名高いコトフはスターリンに背いた罪で処刑されたことになっているが、彼がまだ生きていると睨んだスターリンは、ドミートリにコトフの捜索を厳命する。1936年夏、コトフをクレムリンに連行したのはドミートリだった。コトフの妻マルーシャはドミートリの元恋人で、コトフの巧妙な策略で彼女との仲を引き裂かれたと信じたドミートリが、大粛清に乗じて私怨を晴らしたのだ。マルーシャを取り戻したドミートリは、彼女とコトフの娘ナージャ(ナージャ・ミハルコフ)を匿った。ドミートリは複雑な思いを胸に、戦時中のコトフの消息を辿っていく。1941年、コトフは劣悪な強制収容所で他の政治犯たちと共に重労働を強いられていたが、6月22日にソ連への侵攻を開始したドイツ軍の爆撃を受ける。コトフは火の海となった収容所を脱するが、逃走中にドイツ軍から逃げ惑う農民のパニックを目撃する。その頃ナージャは、5年前に姿を消した父への思慕の念を今なお抱いていた。そのことをドミートリに諌められたナージャは、父が生きていることに気づく。8月、従軍看護師となったナージャは赤十字の船に乗り込み、ドイツ軍機の攻撃に遭う。辛くも生き延びたナージャは、父を捜すことが自分の使命であると心に誓う。10月、コトフは懲罰部隊に一兵卒として加わり、要塞の建造に従事していた。しかし、想定していたルートとは反対側からドイツの戦車軍団が攻めてくる。貧弱な装備のコトフの部隊はなす術もなく、生き残ったのはコトフを含む僅かな仲間だけだった。一方、父を捜しながら放浪していたナージャは、ドイツ軍の蛮行を目の当たりにする。
ニキータ・ミハルコフ (Sergei Petrovich Kotov)
オレグ・メンシコフ (Mitya Arsentyev)
ナージャ・ミハルコワ (Nadya)
ビクトリア・トルストガノワ (Marusia)
セルゲイ・マコヴェツキイ
エヴゲーニイ・ミローノフ
ドミートリ・ジュゼフ (Vania)
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