太陽を盗んだ男
太陽を盗んだ男 [DVD] (2006/06/23) 沢田研二、菅原文太 他 商品詳細を見る |
中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)は、茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、アパートの自室でハンドメイドの原爆を完成させた。そして、金属プルトニウムの欠片を仕込んだダミー原爆を国会議事堂に置き去り、日本政府を脅迫する。誠が交渉相手に名指ししたのは、丸の内警察署捜査一課の山下警部(菅原文太)。かつて誠がクラスごとバスジャック事件に巻き込まれたとき、体を張って誠やほかの生徒たちを救出したのが山下だった。誠はアナキズムの匂いのする山下にシンパシーを感じていたのだ。誠の第1の要求は「プロ野球のナイターを試合の最後まで中継させろ」。電話を介しての山下との対決の結果、その夜の巨人対大洋戦は急遽完全中継される。快哉を叫ぶ誠は山下に名乗った。俺は「9番」だ、と(当時、世界の核保有国は8か国、誠が9番目という意味)。
第2の要求はどうするか? 思いつかずに迷う誠は、愛聴するラジオのDJ・ゼロこと沢井零子(池上季実子)を巻き込む。多数のリスナーも交えた公開リクエストの結果、誠の決めた第2の要求は「ローリング・ストーンズ日本公演」。これにも従わざるを得ない山下だったが、転機が訪れた。原爆製造設備のため借金したサラ金業者に返済を迫られた誠が、嫌々出した第3の要求「現金5億円」に山下は奮い立つ。現金の受け渡しなら犯人は必ず現れるからだ。電電公社に電話の逆探知時間を強引に短縮させ、罠を仕掛ける山下。誠の指定日は5月1日のメーデー。大型トランク2つ分もの大金を、誠はどうやって受け取るのだろうか?
城戸誠(沢田研二)
山下満州男警部(菅原文太)
沢井零子(ゼロ)(池上季実子)
田中警察庁長官(北村和夫)
仲山総理大臣秘書(神山繁)
市川博士(佐藤慶)
バスジャック犯 山崎留吉(伊藤雄之助)
ラジオプロデューサー浅井(風間杜夫)
水島刑事(汐路章)
石川刑事(石山雄大)
田中長官の部下・江川(江角英明)
交番の警官(水谷豊)
サラ金の係員(小松方正)
サラ金の男(西田敏行)
電電公社技師(草薙幸二郎)
城戸の生徒(戸川京子)
ニュースのアナウンサー(林美雄)
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