ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 デジタル・リマスター版 [DVD] (2010/07/23) 中山忍、前田愛 他 商品詳細を見る |
ガメラとギャオスの戦いから4年、ガメラとレギオンの戦いから3年後の1999年。ガメラがレギオンを倒すために地球の生態系を循環する生体エネルギー「マナ」を大量に消費したことで地球環境のバランスが大きく崩れ、人間を捕食する殺戮怪獣ギャオスが世界各地で大量発生し急速に被害が拡大していた。1995年以来、相次いで日本を襲う災厄に、日本政府は「巨大生物被害対策委員会」を設置。ギャオス研究の第一人者となった長峰も参加する。
4年前の東京でのガメラとギャオスの戦いの巻き添えで両親を失った比良坂綾奈と弟の悟は、奈良県高市郡南明日香村(架空の地名)に住む親戚の日野原家に引き取られていた。綾奈の心は両親の仇ガメラへの激しい憎悪の念に満ちていた。ある日、綾奈は悟をよそ者扱いをしていじめる同級生の女子3人組を止めるため、守部家の敷地内の沢に在る古くから「柳星張〈りゅうせいちょう〉」が眠ると伝えられている祠の奥にある洞窟へ、度胸試しの如く言われるがままに入り込み、その中で黒い勾玉と奇妙な卵状の物体を見つける。綾奈が唆される現場を目撃した守部美雪は、兄・龍成を呼び出し、幼馴染みでもある綾奈と再会する。
長峰 真弓(ながみね まゆみ)……中山忍
主人公。鳥類学者。第一作からギャオスの生態研究をしていた(第二作では直接は登場しないが、彼女が執筆した著書が登場人物の私室に置かれている)。浅黄から超自然的エネルギー『マナ』について聞かされ、奈良県の南明日香村でイリスの存在を知る。
草薙 浅黄(くさなぎ あさぎ)……藤谷文子
『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ガメラ2 レギオン襲来』まではガメラの心を知る高校生として活躍したが、後に留学し本編中盤に帰国。再び長峰と行動を共にして活躍する。勾玉が壊れた後もガメラを信じていた。
比良坂 綾奈(ひらさか あやな)……前田愛(4年前:前田亜季(声は前田愛))
中学生の少女。4年前までは都内の麻布十番のマンションに一家で住んでいたが、ガメラとギャオスの戦いに巻き込まれて両親を失い、それ以来ガメラを憎み続けていた。やがて親戚の日野原家が住む南明日香村に移り同居生活を始めたが、日野原家以外の人間にはなかなか馴染めず、余所者扱いする同級生、知美、早苗、夏子の悟に対する陰湿ないじめにあう。偶然にも山中の社の沢で「柳星張」に封印されていた災厄(イリス)を解放させてしまう。やがて両親の仇と見なすガメラに対する憎悪からイリスを育て始め、勾玉を通して交信するようになる。
守部 龍成(もりべ たつなり)……小山優
数百年続く旧家で柳星張を代々守ってきた守部家の長男。日野原家に身を寄せる綾奈とは同級生で幼馴染みでもある。綾奈に秘かな恋心を寄せるものの本人に伝えずに、彼女への好意から柳星張に封印されていた災厄(イリス)の解放を許してしまう。その後、祖母(守部家の刀自)から柳星張の伝説を聞き、守護を受け継いで十束剣(とつかのつるぎ)を授かる。後に大迫に連れられ綾奈を救うため京都に向かう。
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