ガメラ2 レギオン襲来
ガメラ2 レギオン襲来 デジタル・リマスター版 [DVD] (2010/07/23) 永島敏行、水野美紀 他 商品詳細を見る |
ガメラとギャオスとの戦いから数年後の冬。北海道周辺に流星雨が降り注ぎ、その内の一つが支笏湖の南西約1キロ、恵庭岳近くに落下した。直ちに陸上自衛隊第11師団化学防護小隊が出動し、さらに大宮化学学校からも渡良瀬佑介二等陸佐や花谷一等陸尉たちが調査に派遣される。しかし、懸命の捜索にも関わらず隕石本体は発見できなかった。一方、緑色のオーロラの調査に訪れ、偶然渡良瀬たちと出会った札幌市青少年科学館の学芸員・穂波碧は、「隕石が自力で移動したのではないか」と推測する。それを裏付けるように、近郊ではビール工場のガラス瓶やNTTの光ファイバー網が消失するという怪現象が多発。そしてその発生地点は札幌市に向かい、少しずつ移動していた。
隕石落下から5日目、ついに事件の元凶が姿を現す。札幌市営地下鉄南北線で電車がトンネル内で謎の生物に襲撃された。更にそれに呼応するかのように、高さ数十メートルの巨大な植物がすすきののデパート(札幌ロビンソン百貨店、現在のラフィラ。但し、映画の中ではバンテラスという名称が使われている)を破壊して出現した。怪現象を追っていた渡良瀬は、体長3メートルほどもある昆虫か甲殻類のような生物の大群を目の当たりにする。
怪虫(群体)と植物(草体)は流星群と共に外宇宙から飛来したものであり、2つは共生関係にあるものと考えられた。群体は餌としてシリコンを喰い、その分解過程で発生した大量の酸素で草体を育てる。そしてその高濃度酸素の環境下では、地球の大部分の生物は生存できない。札幌市と北海道は草体の爆破を決定した。
穂波は、草体は種子を宇宙に打ち上げて繁殖するものと推測。コンピュータがシミュレートした草体の爆発力は、札幌を壊滅させるに充分なものであった。
渡良瀬 佑介(わたらせ ゆうすけ)……永島敏行
本作の主人公。大宮化学学校二等陸佐。偶然隕石の落下現場に派遣され、そのまま事件の調査をする。劇中では制服や私服で行動するシーンもある。
穂波 碧(ほなみ みどり)……水野美紀
本作のヒロイン。札幌市青少年科学館学芸員で薬局の一人娘。偶然出会った渡良瀬と共にレギオンの調査をする。
花谷(はなたに)……石橋保
大宮化学学校一等陸尉。レギオンの名づけ親。
帯津(おびつ)……吹越満
NTT北海道のエンジニア。渡良瀬達に協力。
草薙 浅黄(くさなぎ あさぎ)……藤谷文子
ガメラと心を通わせる事ができる高校生。勾玉を肌身離さず持っているが終盤で勾玉は砕けた。前作で登場した彼女の父親は今作では名前だけ登場し、ニューヨークにいることが示されていた。
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