男はつらいよ 寅次郎の青春
第45作 男はつらいよ 寅次郎の青春 HDリマスター版 [DVD] (2008/11/27) 渥美清、後藤久美子 他 商品詳細を見る |
宮崎のとある町で出会った理髪店を営む女性蝶子(風吹ジュン)の店に入った寅次郎は、散髪をしてもらう。そのせいで所持金が尽きてしまった寅次郎は、蝶子の家に1日泊めてもらうことになる。翌日、地元の観光地飫肥城へ向かう。一方、泉は東京でレコード店に無事就職していた。そして、休日を利用し、友人の結婚式に来ていた泉は偶然にも、寅次郎と観光地で再会する。「どうしてここにいるの」と聞く泉に対して「わかんない」と笑って答える寅次郎。蝶子に気づいた泉は、遠慮して立ち去ろうとする。追いかけた寅次郎は、転んで足を怪我してしまう。そうして、慌てた泉はとらやへ電話を入れる。寅次郎が怪我をしたというニュースはとらやの皆を大騒ぎさせる事になる。そして、満男が寅次郎のためという名目で泉に会いに行くと、泉は蝶子の弟竜介(永瀬正敏)と仲良くしているのにヤキモチを焼く。しかし、竜介に許婚がいると知ってからは態度をガラリと豹変させる。蝶子に恋をしていることを覚られた寅次郎は、竜介が蝶子に寅次郎と結婚したらと勧めるのを聞いてしまった。そして、身を引く事に決めた寅次郎は、突然帰ることを告げる。怒った蝶子は、車で去ってしまう。泉は、「おばさんはおじちゃまを愛しているのよ。追いかけるべきよ」と言ったが、満男は反対する。しばらくすると、蝶子は戻ってきて空港まで送るという。そうして東京に戻った3人だった。しばらくしてから、泉の母親が入院することになり、泉は休暇を申し出るが却下されてしまう。そのため会社を辞めて名古屋に帰る事を決心した泉。その事を知った満男は、大学を飛び出して、東京駅へ行く。発車間際、満男は「おれ何の役にも立てなくて、結局、泉ちゃんの周りをただウロウロするだけの間抜けだったな。」と述懐する。泉は涙をこらえて満男に抱きつき、自分から満男にキスをして新幹線に乗る。閉まったドアの向こうで泉が「だったら好きだって言って!」と叫ぶが満男には聞こえない。満男がとらやに帰ってくると寅次郎が旅立とうとしている。寅次郎を見送る満男は、何年先かわからないが自分が大人になったとき、泉との新しい物語がまた始まるのだと期待をこめて言うが、最後には「本当はおれ、このまま伯父さんと一緒に旅に出たい気持ちなんだよ」と泣く。「馬鹿野郎。お前には勉強があるじゃねえか。しっかりしろ!」と満男を励ました寅次郎はまた旅に出るのであった。
車寅次郎:渥美清
諏訪さくら:倍賞千恵子
蝶子:風吹ジュン
竜介:永瀬正敏
車竜造(おいちゃん):下條正巳
車つね(おばちゃん):三崎千恵子
桂梅太郎(社長):太宰久雄
諏訪満男:吉岡秀隆
及川泉:後藤久美子
諏訪博:前田吟
及川礼子:夏木マリ
源公:佐藤蛾次郎
ポンシュウ:関敬六
御前様:笠智衆
麒麟堂:桜井センリ
警官:赤塚真人
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画