男はつらいよ 知床慕情
第38作 男はつらいよ 知床慕情 HDリマスター版 [DVD] (2008/10/29) 渥美清、竹下景子 他 商品詳細を見る |
北海道は知床を旅していた寅次郎は、獣医の順吉(三船敏郎)のポンコツ車に乗せてもらった事が縁で、順吉の家で居候する事になる。 順吉は居酒屋「はまなす」の女将悦子(淡路恵子)に惚れているのだが、なかなか上手く行かないでいた。 恋のベテランを自認する寅次郎は、煮え切らない順吉の態度にしきりに苛立っていた。 そこへ順吉の娘りん子(竹下景子)が東京から帰ってくる。 玄関でばったりと出くわした寅次郎は、りん子に胸をときめかすのであった。 しかし、順吉はりん子が離婚して帰ってきたことに腹を立て怒鳴ってしまうが、寅次郎が居たことで、この場は収まる。 しばらくして、寅次郎は、悦子から店を畳んで田舎である新潟に帰ろうとしていると事を相談を受ける。 その後、寅次郎は、仲良くなった知床の仲間たちとバーベキューに出かける。 そこでも順吉は皆から離れて一人で酒を飲んでいる。 その時、悦子は店を辞めて故郷へ帰ると告げる、順吉は頭ごなしに反対だと言う。 寅は反対の理由をハッキリ言えと促し、順吉は戸惑いながらも皆の前で悦子に向かって、「俺が行っちゃいかんという訳は、俺が、俺が惚れてるからだ。悪いか!」と言い、途端に悦子はワッと泣き出す。 「ほんとに言っちゃったよ」と驚く寅次郎であった。 その後、順吉の結婚の話をしているりん子と寅次郎。別れ際に、りん子が寅次郎を呼び止める。 愛の告白かといった雰囲気であったが、りん子は一言「色々ありがとう」とだけ言う。 その晩、順吉の仲間が、寅次郎に「りん子に惚れているんだろう」と冗談で言った。 しかし、寅次郎はその言葉に激怒し、東京へと帰ってしまうのであった。
知床の美しい自然が光り輝くなか、森繁久彌の知床旅情が流れる、男はつらいよシリーズの中でも名作と評される一作。
車寅次郎:渥美清
諏訪さくら:倍賞千恵子
りん子:竹下景子
車竜造(おいちゃん):下條正巳
車つね(おばちゃん):三崎千恵子
諏訪博:前田吟
桂梅太郎(社長):太宰久雄
源公:佐藤蛾次郎
諏訪満男:吉岡秀隆
桂あけみ:美保純
船長:すまけい
マコト(船員):赤塚真人
ホテルの二代目:冷泉公裕
文男(漁協理事):油井昌由樹
医者:イッセー尾形
ゆかり:マキノ佐代子
アパートの大家:笹野高史
板前姿の男:出川哲朗
御前様:笠智衆
悦子:淡路恵子
上野順吉:三船敏郎
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