なごり雪
大林宣彦監督による大分三部作[3]の第一作。旧友の妻が交通事故で危篤状態にあるとの呼び寄せで、50歳を迎えた男が28年ぶりに故郷・臼杵市に帰郷する。津久見市出身の伊勢正三の『なごり雪』をモチーフに、淡い青春の想い出を描く。
臼杵の古い街並みが残る二王座でのうすき竹宵や、臼杵磨崖仏での石仏火祭りなど、臼杵各地で撮影が行われたほか、大分市や旧宇目町(現佐伯市)でもロケが行われている。
映画内の登場人物のセリフとして、楽曲『なごり雪』の歌詞をそのまま使うという、実験的な試みがなされている。
映画会社大映が手がけた最後の制作・配給作品となった。(2002年10月に角川書店へ新旧分離方式で事業譲渡し、角川大映映画(現・KADOKAWA)に承継)
DVDソフト版では、冒頭にテレビのアスペクト比の調整を促すデモンストレーションが収録されている。
三浦友和(梶村祐作)
須藤温子(雪子)
細山田隆人(祐作・過去)
反田孝幸(水田・過去)
長澤まさみ(水田夏帆)
田中幸太朗
斎藤梨沙
日高真弓
小形雄二
左時枝(梶村道子)
津島恵子(水田の母)
ベンガル(水田健一郎)
宝生舞(菅井とし子)
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