海底大戦争
海底大戦争 [ 千葉真一 ] |
深海改造人間を造りあげ、海底王国を築こうとする狂信的科学者に、日本人記者とアメリカ人女性カメラマンが立ち向かう、怪奇ミステリ・アクション・SF・サスペンス・冒険が盛り込まれた作品[2]。水中撮影・特殊撮影を駆使し、随所に特撮で演出された展開により、迫力ある映像となっている[2]。特撮映画では本編班・特撮班の二班体制で製作されることが多いが、本作ではこれに水中撮影班を加えた三班体制で製作が行われた[3]。アメリカ海軍所有のマンモス潜水艦・海底基地・サイボーグ半漁人のデザインは成田亨が担当したが、円谷特技プロダクションとの契約を結んでいた時期で武庫透名義で参加している[4]。サイボーグ半魚人の水中でのシーンは、『大アマゾンの半魚人』と同様に着ぐるみを着たまま水中演技を行なっている[3]。変身シーンは照明効果を組み合わせたコマ落としによって表現されている[3]。サイボーグ半魚人は撮影終了後に手直しされ、同年のテレビドラマ『悪魔くん』で化石人として再登場した。
日本では1966年7月1日に封切り公開された。
日本の新聞記者・安部とアメリカの女性カメラマン・ジェニーは米海軍の新型ミサイルの実験に呼ばれたが、実験中に謎の物体が横切るのをスクリーンに目にする。米海軍のブラウン中佐は「あれは我が軍のものではない」と断言するも、なにかあると直感した安部とジェニーは、怪物が現れた海域に潜って探っていた。あるとき、海底王国を支配する謎の怪物・深海サイボーグと遭遇する。それは世界征服を企む悪の科学者グループの仕業で、人間をさらっては改造し、深海サイボーグにしていたのだ。果たして安部とジェニーは魔の野望を食い止めることができるのだろうか?
千葉真一 : 安部
ペギー・ニール : ジェニー・グリアゾン
フランツ・グルーバー : ブラウン中佐
アンドリュー・ヒューズ : ハワード教授
エリック・ニールセン : ルハス・ムーア博士
マイク・ダーニン : ヨゼフ・ハイム博士
ビバリー・ケラー : ルイーザ
三重街恒二 : チャン
ブラウン・ガンサー : 潜水艦艦長
ハンス・ホルグフ : ビル・サービル
ジョン・クレイン : リチャード
岡野耕作 : 中村
菅沼正 : 西田
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