続・サザエさん
シリーズ2作目。今回は、サザエとマスオの縁談がメインとなる。また同じ長谷川作品『似たもの一家』の主役にして、原作版『サザエさん』のレギュラー・伊佐阪一家が登場する。
山高商事で逢って以来、フグ田マスオのことが忘れられないサザエ。思い切ってサザエは、胸のうちをマスオに打ち明ける。マスオも同じ思いだったため、2人の心は固く結ばれた。だがサザエは、御進物用のおはぎをカツオとワカメに食べられたことで怒ったりと、生活は相変わらずだ。
そんなある日、マスオが母親と共に磯野家にやってきた。だがサザエの額にはコブが。これは、隣の作家・伊佐阪難物の家にノリオと一緒に訪ねた時、難物の留守中に散々悪口をしゃべったために殴られたものだった。しかしサザエは絆創膏を貼って、マスオ親子の前に現れる。母親はサザエが気に入ったらしい。その後、波平・舟夫婦とマスオ親子が縁談について話しているのを、サザエは隣室で聞いていたが、熱心に聞くあまり、襖を壊してしまった。マスオの母親はあきれて帰る。だがサザエの真心はマスオの母親に認められ、「こんな健康な娘はいない」と思われるようになった。
磯野サザエ:江利チエミ
フグ田君:小泉博
その父親(波平):藤原釜足
その母親(舟):清川虹子
磯野カツオ:小畑やすし
磯野ワカメ:松島トモ子
ノリオ君:藤木悠
フグ田の母:梅野公子
ミチ子:青山京子
山中老人:柳家金語楼
山中老夫人:沢村いき雄
横向さん:本郷秀雄
横向夫人:中田康子
伊佐阪難物:三木のり平
伊佐阪軽子:藤間紫
多胡夫人:一の宮あつ子
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