遠野物語
遠野物語 【DVD】【あす楽対応】 |
明治三十七年、岩手県南部、遠野郷。
土地の豪農、佐々木家の一人娘・小夜が十六歳の誕生日を迎え、寺ではオシラサマの祭りが執り行われた。帰途、玉依御前と契った日月の白馬が吊され殺されたという満開の桜の巨木の下で、小夜はオシラサマの伝説に思いを致す。
その夜、兵役を終えた菊地家の武夫は、佐々木家に挨拶に訪れ、厩舎にいた美しい白馬に魅せられる。約束通り帰ってきてくれた、と小夜は武夫の無事を喜ぶが、武夫は無言で去っていく。
ほどなくして白馬の世話をする馬小作として佐々木家で働き始めた武夫に、小夜は思いを伝えるが、「もう住む世界が違う」と言われてしまう。菊地家は、かつては佐々木家と並び称された名家で、武夫と小夜は許嫁の約束をしていたが、武夫の父が事業に失敗し没落、二人の縁談も過去の話となってしまっていた。
日露戦争が激化し、村の青年達も召集されてゆく中、お互いの変わらぬ強い思いを確認し合った武夫と小夜だったが、武夫は全てを振り切るように姿を消す。
やがて、小夜の元に武夫から美しい着物が届けられ、武夫の出征を知った小夜は、オシラサマの前で髪を切り、いつまでも武夫を待つと両親に告げる。
そして嵐の夜、純白の軍服を着た武夫が白馬に乗って小夜を迎えにくる。白馬は無数の鬼火の中を駆け抜け、二人を明王堂へと運ぶ...。
小夜:原陽子
武夫:隆大介
巫女:江波杏子
雅子(小夜の母):藤村志保
徳太郎(小夜の父):滝田裕介
初太郎(小夜の兄):役所広司
健次:貞永敏
とき:片桐夕子
しの:丘祐子
芳雄(武夫の兄):峰岸徹
静(武夫の母):川口敦子
菊蔵:井川比佐志
市太郎:稲葉義男
留吉:冷泉公裕
清太郎:早川雄三
新太郎:本郷淳
久蔵:飛田喜佐夫
はつ:斉藤真理子
きく:野崎あけみ
健次の弟:水島正年
嘉兵衛:葉山良二
役場の職員:夏木章
石を拾う老婆:菅井きん
昔語りの老婆:長岡輝子
:北林谷栄
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画