恐怖女子高校 不良悶絶グループ
恐怖女子高校 不良悶絶グループ |
1973年に製作された日本映画。志村正浩監督作品。恐怖女子高校シリーズ第3作。
米軍基地のある町、ここに私立女子高校・聖愛学園がある。その良家の女の子だけを集めている三年A組には“紅ばら会”なるグループがあり、番長の西園寺美也が北海道に転校するので、選挙により、副番の野中鷹子が跡目をついだ。だがその頃、鷹子の父で市会議員の総太郎が、妊娠した尾形雪子という女性を同乗させて自動車事故で死んでしまう、という事件を起こした。そこで、鷹子と同じ副番で、PTA会長の速水勇作を父にもつ絹枝は、鷹子をハーフや貧乏人ばかりのD組に強制的に組を代えさせて、自分は“紅ばら会”の番長となった。D組には、リンダ、テレサ、吹子らで組織された“恐竜会”なるグループがある。鷹子はリーダーのリンダと対決して番長の座を奪った。ある日、鷹子は、絹枝たちに襲われるが、尾形二郎と名乗るダンプの運転手に救われた。二郎は雪子の弟で、雪子は、ある重大な秘密を知ったので殺されたのだ、と告げて去った。一方、絹枝は、勇策と取り引きのある商事会社の社長・シェパードの配下を使って“恐竜会”のエミリーを強 姦させ、反抗したエミリーは射殺されてしまった。鷹子たちは、学校側に抗議をするが、この事件は勇策とシェパードに闇から闇へと葬られ、逆に“恐竜会”のメンバーは全員退学させられてしまった。そんな時、鷹子は、再会した二郎から、雪子は勇策の秘書で、妊娠の相手は勇策であること、勇策と米兵の間で行っていた密輸を雪子と総太郎が知ったことから殺されたことを知らされた。そして、その二郎も奴らに殺されてしまった。ある日、今は新人歌手として戻って来た美也の立あいのもとに“恐竜会”は“紅ばら会”と決闘して叩きのめしてしまう。やがて鷹子らは勇策と絹枝父娘を、仕組んだ情事で失脚させ、二郎の持っていたマシンガンで、シェパード一味を撃ちまくった……。
野中鷹子:池玲子
山崎リンダ:叶優子
熊谷テレサ:ベラ・シーム
沖順子:早乙女りえ
奈良吹子:一の瀬玲奈
エミリー:鈴木サチ
園井圭子:愛田純
速水絹枝:衣麻遼子
赤坂まり:碧川ジュン
神田麻子:城恵美
波多野光子:芹明香
小池和子:春日朱美
三浦ユリ子:司京子
二階堂寛:遠藤辰雄
多田ヤス:京町一代
大庭正秋:大泉滉
小笠原文子:松村康世
速水勇策:名和宏
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