宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島
1956年(昭和30年)1月3日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は稲垣浩、主演は三船敏郎。イーストマンカラー、スタンダード、104分。
吉川英治の長編小説『宮本武蔵』を原作とした、稲垣監督・三船主演による3部作の最終作。配収は1億5550万円で、1955年度の邦画配収ランキング第8位となった。
稲垣浩監督、三船敏郎主演で描く「宮本武蔵」三部作の完結編。前二作と同じスタッフ・キャストにより、巌流島での決闘までが描かれる。
剣豪として高名になった宮本武蔵は、旅の僧から柳生但馬守に仕官するよう勧められる。だが武蔵は途中で立ち寄った馬喰町の旅籠にとどまり、観音像を彫り始めた。さらに佐々木小次郎からの決闘の申し入れを断った武蔵は、法典ヵ原に庵を結び畑を耕す日々を送るようになっていた。だが、お通が盗賊に襲われ、また朱実が野武士に殺されてしまう。再び小次郎から決闘の申し入れを受けた武蔵は、小舟で舟島へ向かうのだった。
佐々木小次郎:鶴田浩二
宮本武蔵:三船敏郎
お通:八千草薫
お光:瑳峨三智子
朱実:岡田茉莉子
長岡佐渡:志村喬
船頭佐助:千秋実
岩間角兵衛:佐々木孝丸
祇園藤次:加東大介
秩父の熊五郎:田中春男
阿巖法師:上田吉二郎
辻風黄平:富田仲次郎
日観:高堂國典
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