大統領の料理人
大統領の料理人 [ カトリーヌ・フロ ] |
2012年のフランスのコメディ映画。 フランス大統領官邸(エリゼ宮殿)史上初の女性料理人として1980年代に2年間、フランソワ・ミッテラン仏大統領(当時)に仕えたダニエル・デルプシュをモデルとしている[2]。第38回セザール賞で主演のカトリーヌ・フロが主演女優賞にノミネートされた(受賞はならず)。
フランスの片田舎で小さなレストランを営んでいたオルタンス・ラボリは、ある日突然、ミッテラン大統領の専属料理人に抜擢される。大統領官邸(エリゼ宮殿)史上初の女性料理人として周囲の男たちの嫉妬や専横に遭いながらも、給仕長のダヴィッドや助手のニコラらの協力の下、素朴な家庭料理をこよなく愛する大統領から厚い信頼を得るようになる。しかし、大統領の健康管理や経費削減により、自由に料理を作れなくなったオルタンスは心身ともに疲れ果て、専属料理人を2年で辞職する。
その後、オルタンスは南極のフランス観測基地で料理人となり、1年間の任期を無事に終える。
映画ではフランス観測基地での任期満了の日と大統領専属料理人として過ごした2年間が交互に描かれる。
オルタンス・ラボリ - カトリーヌ・フロ(小山茉美)
ミッテラン大統領 - ジャン・ドルメッソン(フランス語版)(大木民夫)
ダヴィッド・アズレ - イポリット・ジラルド(池田ヒトシ): 執事。
ニコラ・ボヴォワ - アルチュール・デュポン(フランス語版)(KENN): オルタンスの助手。パティシエ。
ジャン=マルク・ルシェ - ジャン=マルク・ルロ(フランス語版)(木下浩之): 大統領の給仕長。
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