タキシード
劇場用映画ポスター映画ポスター 「タキシード 」 ジャッキーチェン ジェニファー・ラブ・... |
腕前を買われて大富豪の運転手となったジミーだが、同時に部屋にあるタキシードには決して触れぬよう忠告されていた。しかしある日、事故で怪我をした主人のいない隙にタキシードを着てしまいトラブルに巻き込まれてしまう。
袖を通しただけで最強になれる魔法のタキシードに身を包み、ジャッキー・チェンが大暴れ! 製作はスティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークス。共演のジェニファー・ラヴ・ヒューイットの好演も光る、ジャッキー印のアクション・コメディの登場だ。
タクシー運転手のジミーは、ある大富豪の専属ドライバーにスカウトされる。しかし、何者かの罠にハマったご主人様が、ジミーに謎のメッセージを残して意識不明に。謎を追うジミーは、思わずご主人様の禁断のタキシードを着てしまうのだが…。そのタキシードこそ、様々な特殊機能を内蔵したスーパー・タキシード。タキシードの力を借りて無敵のパワーを手に入れたジミーは、新米スパイのデルとコンビを組み、危険な任務に赴くことになる!
実は秘密組織「CSA」の凄腕エージェントだった大富豪のご主人様が、最新の科学技術を総動員して作りだした魔法のタキシード。一度袖を通せば、バトルシーンでは思いもしないテクニックで敵を圧倒し、スポーツカーにも負けない脚力や、スパイダーマンみたいに壁や天井をスルスル伝うパワーまでゲット。それどころか、歌や社交ダンスなどモテるために必要な所作までもが、一瞬で手に入ってしまう。しかもデザインはジョルジオ・アルマーニのオリジナルという、まさにジェームズ・ボンドも顔負けの夢のアイテム。次にどんな技が繰り出すのか、観ているだけでワクワクの仕掛けに満ちている。
タキシード そんなタキシードを“着こなす”ことを許されたのは、11月5日に出演100作目となる映画「1911」が公開されるジャッキー・チェン。香港時代から一貫して生身のアクションにこだわり続けてきたジャッキーが、「マトリックス」的なカンフー&VFXの融合に挑戦した記念すべき作品だ。とはいえ、そこは我らがジャッキー。本来は不器用なジミーが、スーパー・タキシードに半身を操られながらのバトルシーンなどでは、巻き込まれ型のダメ男の滑稽さと、キレのあるアクションを見事に共存させた愉快痛快な動きを披露。VFXを多用しているシーンでも、ジャッキーだからこそ可能になる器用で奇妙な身体の動きを炸裂させている。またお得意の歌や、彼にとって珍しい挑戦となるダンスも披露。しかもあのジェームス・ブラウンと共演してあんな曲まで歌っちゃうなんて、ファンにはたまらない特典も。とにかく全編に渡って、テンポの良いコミカルなアクションで楽しませてくれる。
そして、本作でジャッキー以上の(!?)芸達者ぶりを見せているのが、ドラマ「ゴースト~天国からのささやき」などのジェニファー・ラヴ・ヒューイット。天然ボケ気味の新人スパイとして、ヘンな声色を使ってみたり、セクシーボディを武器にしてみたり、とにかく目が離せない面白さ。撮影前に大特訓を積んだというジャッキーとのカンフーシーンも可愛らしく、コメディエンヌ&アクション女優として新たな一面を披露している。
徹頭徹尾、VFX技術を駆使した愉快痛快なアクションと、ジャッキーらしいコメディ演技が炸裂。もちろんスパイ映画としてのスリルやサスペンスも満載。難しいことは忘れて、スッキリ笑って元気になれる、良質なエンターテインメントだ。
ジミー・トン ジャッキー・チェン 石丸博也
デル・ブレイン ジェニファー・ラブ・ヒューイット 石塚理恵
クラーク・デブリン ジェイソン・アイザックス 森田順平
スティーナ デビ・メイザー 本田貴子
ディートリッヒ・バニング リッチー・コスター 青山穣
シムズ博士 ピーター・ストーメア 岩崎ひろし
チャーマーズ ボブ・バラバン 円谷文彦
シェリル ミア・コテット 雨蘭咲木子
エルス ジョディー・ラシコット 廣田行生
ミッチ ロマニー・マルコ 落合弘治
ジェニファー セシル・クリストーバル 深見梨加
ジョエル クリスチャン・ポテンザ うすいたかやす
ロジャース ダニエル・カッシュ 谷昌樹
ウォレス スコット・ウィックウェア 斉藤志郎
ドアマン ウィリアム・リン 宮田光
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