ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)
ハンガリー、ドイツ、スウェーデン合作の本作は、雑種犬に重税が課せられる法律の影響で飼い主の少女と離ればなれになった犬ハーゲンと、人間から虐げられ保護施設に入れられた犬たちの反乱を描いた物語。コーネル・ムンドルッツォ監督がメガホンをとった。
カンヌ映画祭で上映された作品の中で優れた演技をした犬に授与されるパルムドッグ賞も受賞しており、CGを用いず、ブタペストの街を数百匹の犬が疾走する迫力と緊張感あふれるシーンを撮影。タレント犬ではなく実際に施設に保護されていた250匹以上の犬への演出と演技が評価され、ハーゲンを演じたルークとボディ(兄弟/二匹一役)に賞が授与された。
雑種犬に重税を課すという法律が施行されたある街で、13歳のリリは理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう。必死でハーゲンを探し回るリリと、主人を失い、安住の地を求めて街をさまようハーゲン。ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従えて人間に対して反乱を起すのだった。
ジョーフィア・プショッタ
シャーンドル・ジョーテール
サボルチ・トゥーロチー
リリ・モノリ
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