永遠の0
≪2014年07月23日発売 ポイント10倍≫永遠の0 Blu-ray通常版/岡田准一【Blu-ray・邦画ドラマ】 |
大学生の佐伯健太郎と、出版社に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日から暫くした頃、祖父・賢一郎から彼が自分たちの実の祖父ではないことを知らされる。第二次世界大戦後、松乃は二人の母・清子を連れて賢一郎と再婚しており、実の祖父は終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だと判明する。
それから6年後、司法浪人が長く続き人生の目標を見失っていた健太郎は、フリーライターとなった慶子から、新聞社主宰の終戦60周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。プロジェクトを進める高山は神風特攻隊のことをテロリストだと語るが、祖父の話もありその考えに釈然としない慶子は、このプロジェクトに際して特攻隊員だった実の祖父について調べようと決めた。姉弟はわずかな情報を元にその足取りを追い始める。
厚生労働省や方々の戦友会に連絡を取ったところ、実祖父の名が宮部久蔵であり、関係者9人が存命であることが知れた。その内の一人、戦闘機搭乗員としてラバウル航空隊で一緒だったという人物を訪ねるが、元海軍少尉の男は久蔵について「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけた。 健太郎は元戦友から聞く祖父の話に困惑し、次第に調査を続ける気を無くしていたが、母から健太郎と同じ26歳で亡くなった父・久蔵がどんな青年だったのか知りたいと改めて頼まれ、更に手がかりとなる海軍従軍者たちを訪ね歩く。だが、生前の久蔵を知る者たちの語ることはそれぞれに全く違っており、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。
戸惑いつつも二人は、国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。凄腕の零戦乗りで、卑怯者と誹られても「娘に会うまでは死なない」と松乃との約束を守り続けていた久蔵は、どのような生涯をおくり特攻を選んだのか。終戦から60年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。
宮部久蔵 - 向井理
佐伯健太郎 - 桐谷健太
佐伯慶子 - 広末涼子
宮部松乃 - 多部未華子
景浦介山 - 尾上松也/柄本明(現代)
大石賢一郎 - 中村蒼/伊東四朗(現代)
村田保彦 - 渡辺大/竜雷太(現代)
武田貴則 - 工藤阿須加/山本圭[20](現代)
井崎源次郎 - 満島真之介/近藤正臣(現代)
長谷川梅男 - 中尾明慶/笹野高史(現代)
伊藤寛次 - 千原せいじ/津嘉山正種(現代)
小山實 - 石黒英雄
東野 - 澤部佑
永井清孝 - 賀来賢人/小林克也(現代)
谷川正夫 - 金井勇太/石橋蓮司(現代)
六藤学 - 大和田健介
司令官(大佐) - 木下隆行
大石松乃 - 上月左知子
佐伯清子 - 高畑淳子/渡邉このみ(幼少時)
高山隆司 - 山口馬木也
藤木秀一 - 原田泰造
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