猫ラーメン大将
猫ラーメン大将 【DVD】 |
CMに引っ張りだこのスーパーキャットモデルであった父(ウィリアム・トーマス・ジェファーソン2世)の元で生まれ育った大将(ウィリアム・トーマス・ジェファーソン3世)は、当然のように父と同じ道を歩まされる。だが、父のスパルタ教育に耐えられなくなった大将は、ついに家出をしてしまう。その後は様々な職を転々とするもどれも続かず、終いには空腹に耐えかねて橋の上から身を投げ出して自殺しようとする。だが、そこで偶然通りかかったラーメン屋のおやじと出会い、その店のラーメンを食べさせてもらったことで大将はその美味さに感激し、心を入れ替えてそのおやじの店で修行に励むようになる。
やがて大将は日本一のラーメン屋目指して独立し、「猫ラーメン大将」という自分の店を構えるようになる。「猫が作るラーメン屋」としてマスコミにも取り上げられるなど評判となったが、ある日突如店のそばで同じく猫が作るラーメン屋「本家猫ラーメン将軍」が現れる。味の美味さ・パフォーマンスが話題となり、大将の店はみるみるお客を奪われる。そんなライバル店の店主は何と、かつてスーパーキャットモデルとしてもてはやされた、大将の父であった…。
暫くして、父の店は繁盛につぐ大繁盛、一方で大将の店は閑古鳥が鳴く、という状況に陥る。そんなある日、とあるテレビ局が「猫ラーメン対決」なる特番の企画を持ちかける。大将は自らの店を再び繁盛させるため、父を倒して存在感をアピールせねばならない。一方で父は息子に引導を渡そうと企む。こうして二人(?)の対決が始まる。
勝負の日まで一週間、大将は極上のラーメンを完成させるべく、全国を行脚して最高の食材をかき集めた。だが、それでも納得のいくラーメンができない。失意の大将の前に、かつての恩人・ラーメン屋のおやじが現れ、おやじは再び大将にラーメンを食べさせる。そのラーメンを食べた大将は気づいたのだった、自分が求めていたラーメンとは何か、を…。
そしていよいよ勝負の日がきた。大将は父に勝つことができるのであろうか…?
大将=ウィリアム・トーマス・ジェファーソン3世(声):古谷徹
将軍=ウィリアム・トーマス・ジェファーソン2世(声):加藤精三
田中康一:加藤和樹
ミキ:紗綾
まりこ:長澤奈央
ラーメン屋のおやじ:黒沢年雄
黒沢自身のセリフは少ないが、作中で自身のヒット曲「時には娼婦のように」の替え歌「時には醤油(味)のように」を熱唱する。
特番の司会者:なべやかん、黒木マリナ(カメオ出演)
特別出演:たま駅長、かりん、くりん
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