Kesennuma,Voices.
映画監督・堤幸彦が描く被災地・気仙沼を舞台にしたドキュメンタリードラマの続編。ボランティア活動で自らの無力感に直面した二人の若者のその後を描く。出演は、生島勇輝と生島翔。妹夫婦を津波に流されたアナウンサー生島ヒロシ氏の長男と次男。自ら被災家族という運命を背負っての出演である。そして、過酷な運命を背負いながら気仙沼の今を生きる人たちも、数多くの証言を残していく。
被災から2年、前作『Kesennuma,Voices. 東日本大震災復興特別企画~堤幸彦の記録~』から1年。生島兄弟の体験を通して、その後の気仙沼で困難と直面している人々、復興に向けて生き抜く人々の“声”を記録し、“伝える”ため、堤幸彦が再び『Kesennuma,Voices.2』として描く。
なお、前作『Kesennuma,Voices. 東日本大震災復興特別企画~堤幸彦の記録~』は「第2回衛星放送協会オリジナル番組アワード」のドラマ番組部門で最優秀番組に選ばれた。
【ストーリー】
あれから1年。
東京の街は何事もなかったかの様に、クリスマスを迎えようとしていた。イルミネーションでピカピカに光った街、騒いでいる人々。今、何が出来るのか。何をすべきなのか。何かが解決しないままオレ達はここ東京で暮らしていた。オレ、生島勇輝。弟の翔と共に再びあの北の街へと向かう事にした。
再び、気仙沼へ。
それぞれに、形は違えど昨年もらった言葉を胸に、過ごし、考えて来た2人。去年は聞く事が出来なかった『希望』『夢』に対して人々から“声”をもらう。地盤沈下、嵩上げ、避難道、防潮堤。様々な問題が進み始め、そしてまた新たな壁にぶつかりながらも、強く、凛と立ち向かう気仙沼の人々に多くの感銘を受ける。“声”をもらった全ての人が持つ、強い希望、願い、決意。 大人から子供まで一人一人の言葉に真実と重みがあるのは、心の底から願い、考え抜いているからだろう。
結局、オレたちはここ気仙沼の人々から大切な何かを教えてもらうために、またこの街に向かっているのかもしれない。
あの日から約2年。
2012年のKesennuma,Voices.がここにある。
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